こんな人にオススメ
最近、キャリアでのスマホ購入が高いことに気づいてしまった。
〇〇得プログラム系だと実質2年縛りとかなんとかあるからSIMフリーにしたいけどどんなものがある?
ということで、今回は2021年9月版のSIMフリースマホの中で比較的一般的なミドルハイまでのスマホを紹介する。
つい先日各キャリアからiPhone13の価格が発表された。でもキャリアで購入するとマージンがハンパない。マジで3万円とか4万円の上乗せとかは当たり前。ここまで高いと逆に怖い。
でもSIMフリーなら安心。変に上乗せもないし複雑なキャンペーンもない。さらにブランドによれば値下げがめちゃくちゃ早い場合も。執筆者はSIMフリーでしか買っていない。
目次(クリック・タップでジャンプ)
ローエンド
まずはローエンドからミドルレンジのスマホ。この価格帯のスマホはSNSをちょろっと触るだけやちょっとブラウジングするだけって人には向いている。
しかし、YouTubeを開きながら画面分割でSNSを見るといった複雑な使い方をするとすぐにバックグラウンドのアプリが落ちる。
だから、ゲームはそこまでしないって人でも動作がもっさりしがちだろう。実際、執筆者もOPPO A73を使用していたがちょっとストレス。まあ安くは手に入るが。
OPPO A73
画像引用: 公式サイト
まずは今年の初めから5月まで執筆者が使用していた「OPPO A73」。このスマホは発売当時の2020年末は3万円だったが、数ヶ月後には2万円に、2021年9月時点では1.5万円に。
こんなにもお安いのに有機ELのFHD+ディスプレイに画面内指紋認証に背面はレザー調で高級感あり。お得すぎるだろ。
しかもカメラは4眼(広角・超広角・モノクロ・ポートレートなので実質3眼)だしインカメラは水滴ノッチで目立ちにくい。なかなかのモリモリ感。
画像引用: 公式サイト
ただし、お値段なりのSoCとメモリ。SoCはSnapdragon 662、メモリは4 GBと心許ない。実際、動作はモッサリ気味でせっかちな執筆者にとってはストレス。
しかし、軽量かつ安くてキレイなディスプレイと筐体なので、ライトユーザーにはなかなかおすすめの機種だろう。


Xiaomi Redmi9T
画像引用: 公式サイト
続いてはXiaomiが出している「Xiaomi Redmi9T」。性能的には先程のOPPO A73に似ている点が多いが、デザインはこっちはギラギラ系。
SoCはSnapdragon 662でメモリは4 GBとA73と同じだけど、6.53インチの大画面で液晶ディスプレイという点が異なる。また、128 GBストレージモデルも存在。
画像引用: 公式サイト
発売する前からランキング1位になるなど注目と人気を集めた一機だが、やはり性能面で乏しいと感じる点が多い。ライトユーザーなら問題ないだろうが。
しかし、メインの広角カメラが4,800万画素だったりステレオスピーカーだったりと1万円台という価格ながらそれなりのスペックを持っている。


ミドル
続いてはミドルレンジからミドルハイのモデル。最近はフラグシップがお高くなっているので、ここら辺の価格帯が人気となっている。
執筆者が持っているRedmi Note 10 Proもこの性能帯に入る。普段使いでは申し分なく、軽いゲームならサクサクと動かせる性能。割と多くの人はこれで良い気がする。
SHARP AQUOS sense4
画像引用: 公式サイト
SHARPが出している超絶人気の機種「SHARP AQUOS sense4」。個人的にはデザインがダサすぎて見向きもしなかったけど、世間的にはめちゃくちゃ売れてる。
SoCはSnapdragon 720Gとミドルくらいの性能であるものの、おサイフケータイに防水防塵、圧倒的な電池持ちが日本人の正確にマッチしたのだろう。
画像引用: 公式サイト
1週間の電池持ち。 充電のことは、一旦忘れましょう。
超ライトユースの場合は1週間も充電が持つようだ。また、5.8インチという小柄なデザインがコンパクトさを求めるユーザーから人気の秘訣だろう。
ただし、安定という言葉が合うように、安定しているが故に面白みがない印象。液晶で小柄でカメラも弱めでベゼルも太め。気にしない人には良い選択だろう。


Xiaomi Redmi Note 10 Pro
画像引用: 公式サイト
続いては執筆者の2021年9月時点でのメイン機「Xiaomi Redmi Note 10 Pro」。このスマホはコスパモンスターで出た時には日本が震撼した。
3.5万円という価格ながらミドルな性能に120 Hzのリフレッシュレート、5,000 mAhの大容量バッテリーに有機EL6.67インチ巨大ディスプレイ。どうしたらいいかわからない。
画像引用: 公式サイト
しかも、目玉でもある1億800万画素メインカメラもあるし、超広角も望遠もマクロも可能。至れり尽くせり。このスマホは買って正解。
問題点はこんなにもモリモリであるけどSoCがSnapdragon 732Gでモリモリが活かしきれていないという点。ヘビーに使うと一瞬モッサリする。
でも3.5万円でこのスペックなら文句なし。


OPPO Reno5 A
画像引用: 公式サイト
「OPPO Reno5 A」はミドルに入れていいのか迷うくらいの性能の高さだったけど、個人的には背面指紋認証が気に食わないからミドルへ。
Reno 5 Aは日本仕様に仕上げている印象を持つくらい防水・防塵やおサイフケータイなど日本人が好きな性能を詰め込んでいる。
また、リフレッシュレート90 Hzや6,400万画素メインカメラなど付加価値もあるんだけど、指紋認証が背面というので大幅減点。
画像引用: 公式サイト
確かにどこかのリンゴのようにいつまでも顔認証にしか対応しないブランドもあるから指紋認証はありがたい。しかし、なぜ側面や前面ではなく背面なのだ。
平面にあると立てかけたり机に平置きしている状態だといちいち持ち上げないといけないじゃないか。家なら顔認証でいいけど外だとマスクがあるから無理。
防水・防塵・おサイフケータイといった日本人三種の神器が欲しくて、かつ、最近のスマホがいいなら選択肢に入るだろう。


Google Pixel 5a
画像引用: 公式サイト
「Google Pixel 5a」はAmazonでの取り扱いがなく、Google Storeもしくはソフトバンクで購入できるようだ。昨年のPixel 5の廉価版でどれをとっても真ん中かそれより下という印象。
指紋認証は背面なのはまだ良くても顔認証が非搭載。ということは立てかけていてもそのままロック解除できずにわざわざ持たないといけない。執筆者は普段立てかけて置いているから不便。
画像引用: 公式サイト
Pixelシリーズの一番のウリはカメラ性能。スペック表を見るだけだと普通くらいな性能だけど、AI処理でのキレイな写真はかなりの高評価。
ただし、カメラしかもうウリがないくらい、この価格だと何もできない機種。もっと安かったら許せたのに5万円を超えてこれは流石にないわ。
ミドルハイ
ということで、本記事ラストはミドルハイ。これくらいの性能があればもう性能面で文句がつくことはほとんどないと思う。普段使いから軽めのゲームまでサクサク。
Xiaomi Mi 11 Lite 5G
画像引用: 公式サイト
初めはコスパモンスター製造ブランドXiaomiの「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」。SoCがSnapdragon 780Gという新しいものでひと昔のハイエンドクラスの性能を誇る。
そして6.55インチの大画面に90 Hzの多少ヌルヌルの画面、6,400万画素のメインカメラで159 gという軽量さなのにお値段は4.5万円ほど。どうかしてる。
新しいチップ搭載ということで一部ゲームではカクカクしすぎて使い物にならないという声があったが、一部ゲームではアップデートで改善されたようだ。
画像引用: 公式サイト
カラーリングにはキレイな黄色もありなかなかポップだけど、このイエローは光の反射で若干緑っぽく光ることもあるので、購入する際には色んなサイトを訪れたり実機を見るのがいいだろう。
このスマホは特に突出している部分はないが、全体的にハイエンドっぽく仕上げられているのに価格が安いすぎるということでAmazonでも常にランキング上位だ。


SONY Xperia 5II
画像引用: 公式サイト
最後は「SONY Xperia 5II」。昨年のハイエンドクラスのスマホとなるが、今ではミドルハイくらいの性能・コスパと考えている。
ここにきて急に10万円を超えてくるスマホで、先ほどまでが5万円くらいだったのでかなりびっくりする。ここまで高いのに指紋認証のみだし画面は6.1インチで小柄。
純粋なカメラ性能で言えばトップクラスだろうけど、それ以外のデザインや性能がいまいち開かない。しかも10万円越え。
画像引用: 公式サイト
今からこれを買う人はなかなかいないだろうけど、今年のXperia 1IIがアホほど高かったことから、Xperiaしか買えないユーザーはこれに手を伸ばすかもしれない。
確かに映像体験や写真体験はピカイチかもしれない。けど、もう少し外を見てみるともっといいスマホが見つかると思う。個人的にだけど。


スペックまとめ
項目 | OPPO A73 | Xiaomi Redmi9T | SHARP AQUOS sense4 | Xiaomi Redmi Note 10 Pro | OPPO Reno5 A | Google Pixel 5a | Xiaomi Mi 11 Lite 5G | SONY Xperia 5II |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Amazon価格 2021年9月20日時点 | ¥15,470-15,960 | ¥16,610-19,800 | ¥27,290-28,270 | ¥31,800 | ¥34,790-35,280 | ¥64,800(ソフトバンク) ¥51,700(SIMフリー) | ¥38,280-39,800 | ¥108,900 |
OS | ColorOS 11(Android 11準拠) | MIUI 12 (Android 10準拠) | Android 11 | MIUI 12 (Android 10準拠) | ColorOS 11(Android 11準拠) | Android 11 | MIUI 12(Android 11 準拠) | Android 11 |
SoC | Snapdragon 662 | Snapdragon 662 | Snapdragon 720G | Snapdragon 732G | Snapdragon 765G | Snapdragon 765G | Snapdragon 780G | Snapdragon 865 |
メモリ | 4 GB | 4 GB | 4 GB | 6 GB | 6 GB | 6 GB | 6 GB | 8 GB |
ストレージ | 64 GB | 64 / 128 GB | 64 GB | 128 GB | 128 GB | 128 GB | 128 GB | 256 GB |
外部ストレージ | 最大256 GB | 最大512 GB | 最大1 TB | 最大512 GB | 最大1 TB | x | 最大512GB | 最大1 TB |
ディスプレイ | 6.44インチ 有機EL | 6.53インチ 液晶 | 約5.8インチ IGZO液晶 | 6.67インチ 有機EL | 6.5インチ 液晶 | 6.34インチ 有機EL | 6.55インチ 有機EL | 6.1インチ 有機EL |
解像度 | FHD+(2,400 x 1,080) | FHD+(2,340 x 1,080) | FHD+(2,280 x 1,080) | FHD+(2,400 x 1,080) | FHD+(2400 x 1080) | FHD+(2400 x 1080) | FHD+(2400 x 1080) | FHD+(2520 x 1080) |
リフレッシュレート | 60 Hz | 60 Hz | 60 Hz | 最大120 Hz | 最大90 Hz | 60 Hz | 最大90 Hz | 最大120Hz |
生体認証 | 画面内指紋認証+顔認証 | 側面指紋+顔認証 | 前面ボタン指紋認証+顔認証 | 側面指紋+顔認証 | 背面指紋認証+顔認証 | 指紋認証のみ | 側面指紋+顔認証 | 側面指紋認証のみ |
メインカメラ (リアカメラ) | 広角: 1,600万画素(f2.2) 超広角: 800万画素(f2.2) モノクロ: 200万画素(f2.4) ポートレート: 200万画素(f2.4) | 広角: 4,800万画素(f1.79) 超広角: 800万画素(f2.2) マクロ: 200万画素(f2.4) 深度センサー: 200万画素(f2.4) | 広角: 1,200万画素(f2.0) 超広角: 1,200万画素(f2.4) 望遠: 800万画素(f2.4) | 広角: 1億800万画素(f1.9) 超広角: 800万画素(f2.2) 望遠接写: 500万画素(f2.4) 深度センサー: 200万画素(f2.4) | 広角: 6,400万画素(f1.7) 超広角: 800万画素(f2.2) モノクロ: 200万画素(f2.4) マクロ: 200万画素(f2.4) | 広角: 1,220万画素(f1.7) 超広角: 1600万画素(f2.2) | 広角: 6,400万画素(f1.79) 超広角: 800万画素(f2.2) テレマクロ: 200万画素(f2.4) | 広角: 1,220万画素(f1.7) 超広角: 1,220万画素(f2.2) 望遠: 1,220万画素(f2.4) |
フロントカメラ (インカメラ) | 1,600万画素(f2.0) | 800万画素(f2.05) | 800万画素(f2.0) | 1,600万画素(f2.45) | 1,600万画素(f2.0) | 800万画素(f2.0) | 2,000万画素(f2.24) | 800万画素(f2.0) |
サイズ | 約72.9 x 159.8 x 7.45 mm | 約77.3 x 162.3 x 9.6 mm | 約71 x 148 x 8.9 mm | 約76.5 x 168 x 8.1 mm | 約75 x 162 x 8.2 mm | 約73.2 x 156.2 x 8.8 mm | 約75.73 x 160.53 x 6.81 mm | 約68 x 158 x 8 mm |
重量 | 約162 g | 約198 g | 約177 g | 193 g | 182 g | 183 g | 159 g | 約163 g |
バッテリー容量 | 4,000 mAh | 6,000 mAh | 4,570 mAh | 5,020 mAh | 4,000 mAh | 4,680 mAh | 4,250 mAh | 4,000 mAh |
充電速度 | 18 W | 18 W | ?(非公開?) | 33 W | 18 W | 18 W | 33 W | 18 W? |
ワイヤレス充電(Qi充電) | x | x | x | x | x | x | x | x |
防水・防塵 | x | x | IPX5・IPX8 / IP6X | IP53 | IP68 | IP67 | IP53 | IPX5・IPX8 / IP6X |
おサイフケータイ®︎ | x | x | ○ | x | ○ | ○ | ○ | ○ |
オーディオジャック | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | x | ○ |
スピーカー | モノラル | ステレオ | モノラル | ステレオ | モノラル | ステレオ | ステレオ | ステレオ |
SIMカード | nanoSIM x 1 | nanoSIM x 2 | nanoSIM x 2 | nanoSIM x 2 | nanoSIM x 1 | nanoSIM x 1 | nanoSIM x 2 | nanoSIM x 2 |
eSIM | ○ | x | x | x | ○ | ○ | x | x |
カラーリング | ネービーブルー ダイナミックオレンジ | カーボングレー オーシャングリーン | ライトカッパー ブラック シルバー ライトブルー 以下ドコモオンラインショップ限定 レッド ブルー イエロー | グレイシャーブルー グラディエントブロンズ オニキスグレー | アイスブルー シルバーブラック | Mostly Black | トリュフブラック シトラスイエロー ミントグリーン | ブラック グレー ブルー ピンク |
低価格帯が充実
今回は2021年9月にSIMフリーで購入できるスマホの中で有名どころをピックアップして紹介した。執筆者は現状Redmi Note 10 Proを使用してかなり満足している。
しかし、飽き性というのと新しいのを試してみたい探究心で次のスマホを模索中。低価格帯でもこれだけ性能が高いものが揃ってきたのは時代の流れだからだろう。
一昔前のハイエンドが5万円くらいで購入できてしまう、だからこそ自分でハイエンドが必要なのか、ミドルくらいでも大丈夫なのかを見極める必要がある。
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