今回はYouTube Premiumを実際に使ってみてどうなのか、どんなメリット/デメリットがあるのか、月1,000円も払う価値があるのかについて解説する。
執筆者は学生の頃からYouTube Premiumユーザーでもう抜け出せないくらい最高のサービスと思っている。それくらい便利だ。
本記事ではYouTube Premiumに入るべしという話からYouTube Premiumのメリット/デメリット、お得なキャンペーンを紹介する。加入を検討している人は参考にしてほしい。
YouTube Premiumにはメリットしかないから入れ
結論から言うとYouTube Premiumはメリットしかないから全員入れ。各機能について詳しくは後で書くけど、よく言われるYouTube Premiumの恩恵はざっくり以下。
- 広告ブロック
- オフライン再生
- バックグラウンド再生
- YouTube Music Premium付属
どれも聞いたことがありめちゃくちゃ便利な機能ばかり。YouTube Premiumひとつで娯楽も勉強も音楽もこなせてしまうから攻守共に最強のサービスだ。
また、これらの恩恵以外にもオフライン再生のメリットとして以下の点を強くプッシュしたい。思った以上に話題に挙がっていない気がする。
- オフライン再生で再生の待ち時間がなくなる
世間の人は再生待ち時間を気にしていないかもしれないが、再生したいときにすぐに再生できる環境があるだけでかなり楽。マジで最高。
ということで、これらの恩恵を踏まえたYouTube Premiumのメリットを1つずつ解説する。
広告ブロックでムダな情報と時間を削減
まずは一番メジャーな広告ブロック機能から。広告ってのは動画の始めや途中で入る、動画とは関係のない内容のCMのこと。
ずっとYouTube Premiumユーザーだから最近の広告がどんなものかはよく知らんが、どうやら出会い系やサギまがいのものが多いらしい。
そんなものを見たところでなんの恩恵もないし、そんなムダなものに時間を使うほど我々の残りの人生は長くない。
YouTube Premiumに加入すると広告をブロックできるんだけど具体的に以下の効果がある。
- スキップ可能な広告がなくなる
- スキップ不可能な広告がなくなる
- アプリ・サイト上の広告がなくなる
広告がなくなるだけで劇的にYouTube体験が変わる。いいシーンで突然流れる広告を全部無くせるし、動画外の広告のなくなる。これだけでYouTubeにドップリ浸れる。
YouTubeを観る目的はなんなのか。広告を見るためか?違うだろ?なら広告ブロックしろよ。
オフライン再生でいつでも動画・音声を楽しめる
と広告ブロックについて話すと「それブラウザで解決できるじゃん」と言う声が挙がる。実際、とあるブラウザだとYouTubeの広告が流れなくなるらしい。
だからYouTube Premiumいらないじゃんとなるかもしれない。否。YouTube Premiumはそんな低俗なサービスではない。
スマホやPCに動画を保存しオフライン再生できる。これがYouTube Premiumの大きな魅力の1つなんだ。オフライン再生した時のメリットが以下。
- スマホやPCに動画を保存できる
- 通信量を気にしなくていい
- 通信できない状態でもそのまま再生できる
- 読み込み待ちがなくなるからすぐに再生
上2つがよく言われる話だけど、実は1番下の読み込み待ちがなくなるのが地味に大きい。実際povo2.0のデータ使い放題トッピングでオンライン再生したけど、少しの読み込み待ち時間でもイライラした。それくらいオフライン再生は快適なんだ。
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あらかじめ動画を保存しておくと読み込む時間が0になるので観たい時にすぐに観ることができる。このシームレスさには感動する。
あらかじめ動画を保存しておくと読み込む時間が0になるので観たい時にすぐに観ることができる。このシームレスさには感動する。
また、10スキップをしても読み込み待ちがないのもメリットの1つ。オンライン再生だとバッファリングで先読みしてるが、通信速度が遅いと読み込み待ちになる。
でもYouTube Premiumだとそんな心配はない。オフライン再生だから。
ほんまそれです、10秒スキップしまくってもサクサクですもんね笑
— ささ🇬🇧キャッシュレス日記 (@sasa_money_univ) January 7, 2023
なお、コメント欄やチャット欄はオフライン保存されないのでコメント欄を観たい・ライブ配信のアーカイブを見たいって人は低速でも通信する必要がある。執筆者はpovo2.0の0円状態でコメントを見て回避した。
バックグラウンド再生で移動中・家事中も勉強できる
また、バックグラウンド再生をすることで移動中や家事中でもYouTubeで耳学の勉強ができる。これが凄まじく便利。
YouTube Premiumに加入することでできることは以下。どれも便利すぎる
- PIP(ピクチャインピクチャ。上の動画)
- YouTubeアプリを開いていなくても再生し続けられる
- BGMとして再生できる
昔のYouTubeはエンタメしかなかったけど今では本要約や人生経験、社会情勢の解説などの勉強系のコンテンツが溢れている。これを活用しない手はない。
ただ、勉強したいがずっとスマホ片手に移動や家事をすることはできない。んだけど、YouTube Premiumだとバックグラウンド再生でスマホのロックをしてても、他のアプリを開いていてもYouTubeの音声を聞くことがきる。
エンタメしか観ていない人と知識・考え方の差をつけたい人はYouTube Premiumのバックグラウンド再生を活用してほしい。
YouTube Music Premiumで音楽サービス削減
YouTube Premiumを契約することで自動でYouTube Music Premiumもついてくる。これはSpotifyやApple Musicと同じような有料の音楽サービスだ。
音楽サービスに強いこだわりがない限りはYouTube Premiumに入っておまけでついていくるYouTube Musicで十分。もちろんSpotifyの方が使いやすいのは事実。
ただ、YouTube Musicだと原曲・Remix以外にもYouTube動画だけど音楽として成立する動画も音楽として再生できる。
なのでオフィシャルで楽曲が提供されていないけど聴いてみたい曲を聴くことができるのもYouTube Premiumの魅力。
音楽サービを減らしつつも音楽も聴けるしYouTubeも快適に視聴できる。素晴らしいサービスだ。
YouTube Originalsはどうでもいい
一応、YouTube Premiumに加入するとYouTube Originalsなる限定動画も観ることができるが、基本海外向けかつ英語なので日本人の我々はスルーでいい。
なお、話に聞いたところ乃木坂46時間TVがあったらしい。真相は知らん。
ベータ版の新機能も割とどうでもいい
また、YouTube PremiumユーザーにはYouTubeの新機能のベータ版ユーザーになる権利が与えられる。実際に過去にあったベータ版の機能は以下。
- コメント欄の翻訳
- PIP(ピクチャインピクチャ)
- ピンチアウト/インのズーム機能
どれも実装済みのもので、YouTube Premiumに入っていると早めに試せますよって感じ。かといって劇的にユーザー体験(UX)が変わるかといえばそうではないからベータ版機能も割とどうでもいい。
YouTube Premiumのデメリット
とここまでYouTube Premiumに入れといってきたが持ちろんYouTube Premiumにもデメリットらしきものがあるので紹介しておく。
お金がかかる
YouTube Premiumは有料のサービスなのでお金はかかる。個人なのかファミリーなのか学生なのかなどで価格は変わるがざっくり月1,180円かかると思ってほしい。
「YouTube如きに月1,000円以上も出せんわ」って人は何か勘違いをしている。価格だけを見て判断していないだろうか。もう一度、メリットの部分を見てほしい。YouTube Premiumの機能は最高だ。
- 広告ブロック
- オフライン再生
- バックグラウンド再生
- YouTube Music Premium
価格だけ見るのではなく、その価格から得られる恩恵を見てほしい。もちろん向き不向きはあるだろうが、今なら無料期間があるからまずは試してほしい。
これだけの恩恵を得られるなら月1,180円は安い。
無限にYouTubeを観る
YouTube Premiumだと広告が出なくなるしオフライン再生でサクサク動画を観ることができる。なので次々と動画を観てしまう。
もちろんYouTuberは観てもらわない意味がないから魅力的なコンテンツを振りかざす。それに乗っかって次々と再生してしまう。
なのでYouTube Premiumに加入するなら本当に自分が観たいチャンネル・動画なのかをよく吟味する力が必要になる。
音楽を聴かなくなる
これは実体験だが、YouTubeで耳学をするようになってからもう音楽を聴かなくなった。音楽は素晴らしいものだがYouTubeの方が生産的と感じるように。
もっと勉強したい・知識が欲しいという欲しい欲しい星人になってカラオケで歌うものがなくなる危険があるのがYouTube Premiumのデメリット
スマホの容量を圧迫する
オフライン再生できるということは一時的にスマホやPCに動画を保存することを意味する。なのでスマホの容量を圧迫することをお忘れなく。
この記事を書いている時点でオフラインに保存している動画の数は130本で容量は22 GBくらい。もちろん保存する動画の長さや画質で大きく左右されるが、ストレージを圧迫することは頭に入れてほしい。
他のアプリ駆使すればPremiumの機能は実現はできる
実はYouTubeアプリ以外のアプリを使うことで広告を消したりオフライン再生したりすることはできる。
しかし、わざわざYouTubeアプリから動画を開いてURLをコピーしてそれをブラウザで開いて…ってことをするのが快適なのだろうか。執筆者は面倒すぎて無理。
それなら月1,000円でもっと快適にシンプルに生きることを選ぶ。
要するにデメリットがない
ここまでデメリットを紹介したが正直、決定的なデメリットはない。要するにデメリットがないってこと。なら入るしかない。メリットしかないんだから。
ここまで充実したサービスはなかなかないし、デメリットがここまでないサービスもなかなかないだろう。なら入るしかない。
YouTube Premiumのプラン
申込方法 | 個人プラン(通常プラン) | ファミリープラン(最大5人まで) | 学割プラン |
Webブラウザ | ¥1,180/月 ¥11,800/年 |
¥2,280/月 | ¥680/月 |
Androidアプリ | ¥1,180/月 ¥11,800/年 |
¥2,280/月 | ¥680/月 |
iOSアプリ | ¥1,180/月 ¥11,800/年 |
¥2,900/月 | 申込不可 |
通常の無料トライアル | 1ヶ月 年間プランはなし |
1ヶ月 | 1ヶ月 |
ってことでここまででメリット/デメリットを紹介したYouTube Premiumだが、そのプランが上の通り。多くの人は左の個人プランになるだろう。
注意点はiOSのYouTubeアプリからYouTube Premiumに加入するとApple税が入って高くなる点。視聴はアプリって人も加入の時だけはブラウザを使ってほしい。
年間プランの方が安い
YouTube Premiumには年間プランがあり、月額プランより2,360円安くなる。実質2か月無料だ。注意点は以下。
- 月額で入っている人は一度解約して再契約
- 年額なので途中解約できない
執筆者はこれからもYouTube Premiumを使う予定なので年間プランを契約している。
学生も入るべし
実はYouTube Premiumは学生も入ることができ、執筆者は大学院生の頃から加入している。学生なので月々の料金は安め。もちろん使い勝手は個人プランと同じで最高。
ただ、学割はSheerIDによって承認されている高等教育機関(大学・短期大学・高専・専門学校など)に通っている学生のみ対象。高校生は非対象なので注意が必要だ。
また、登録する際には学校名や名前の入力が求められ、SheeiDによる認証が必要になることは頭に入れておいてほしい。
無料期間もあるし資金的に余裕があるなら是非とも加入してほしい。
今なら無料期間あり
ということでYouTube Premiumについて語ってきたが、最後にYouTube Premium加入のキャンペーンを紹介する。当てはまる人は是非ともチェックしてほしい。
新規ユーザーなら3か月100円→終了
今なら「3か月間 100円」のキャンペーンを実施中。いつもなら毎月1,180円かかるところが3か月100円なので3,440円もお得になる。
100円でこれだけの恩恵を受けられるので、このキャンペーンを使ってお得にYouTube Premiumを楽しんでほしい。
楽天モバイルかつAndroidユーザーなら3か月無料
さらに楽天モバイルのプラン「Rakuten UN_LIMIT VII」を利用中の端末でYouTube Premiumに加入すると3か月無料になるキャンペーンも実施中。これなら3,540円もタダになる。
ただし、以下に注意してほしい。また、公式サイトもちゃんとチェックしてほしい。
- 楽天モバイル契約が必要
- モバイル回線下のみ適用
- Android限定
- サービスの初めて利用者のみ
楽天モバイルについては以下のpovo2.0とのデュアルSIM運用の記事で解説しているから併せてチェックしてほしい。
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Galaxyなら4か月無料
どの条件でこのキャンペーンが出てくるのかわからんが、執筆者のGalaxy S22 UltraでYouTube Premiumでないアカウントから登録画面に行ったら上のキャンペーンが出てきた。
過去にも同じようなキャンペーンは実施されていたが、調べても今の時期では検索ヒットしなかった。
なので実際にキャンペーンが適用されるのかは不明。Galaxyスマホユーザーはもしかしたら4か月無料になるかもしれない。
月1,000円の最強のサービス
ということで今回は執筆者が激推ししているサブスクサービスYouTube Premiumを紹介した。もちろんおすすめサービス一覧にも入っている最強のサービスだ。
月1,000円をYouTubeに費やすのはいかがなものかと考えるかもしれないが、そんな人はまずは無料期間から試してほしい。執筆者も無料期間から始め抜け出せなくなった。
財力も知も2極化する時代、YouTubeで多方向の情報を仕入れ娯楽も勉強も音楽も他人と差をつけてほしい。