Galaxy Z Fold5を落として預かり修理するハメになり、手元にない間はサブのGalaxy S22 Ultraを使うことに。
2週間くらいという短い期間だったが普通の板状スマホを使って改めて感じた折りたたみスマホのありがたみを書いていく。
これから折りたたみスマホを購入しようと検討していた人は参考にしてほしい。なお、Galaxy Z Fold5は最高のスマホには変わりない。
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Galaxy Z Fold5を落として預かり修理
以下の記事でも書いたようにGalaxy Z Fold5を落としてディスプレイに傷がついた。Galaxy Harajukuで即日修理したかったが年内の予約は埋まっていてauにて預かり修理した。
預かり修理なのでその間はGalaxy Z Fold5を使うことができず代替機はなし。一般人だと代替機なんて持っていないからもしこの状況になったら発狂しそう。
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Galaxy S22 Ultraを2週間ほど使用
幸いなことに執筆者はGalaxy Z Fold5の前に使っていたGalaxy S22 Ultraをサブスマホとして使っていたので修理中のメインとして活用。
要するに修理中は折りたたみスマホから普通の板状スマホに乗り換える結果に。改めて普通の板状スマホを使ったが、マジで板状スマホは使いづらい。
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普通の板状スマホではUXダダ下がり
Galaxy Z Fold5を買うまではずっと板状スマホを使っていたから結果的に戻ってきたってことだが、明らかに折りたたみを使う前後で受ける印象が違う。UXがダダ下がり。
というのも折りたたみスマホの情報量の多さと使い勝手、さらにGalaxyスマホのカスタム性が組み合わさってGalaxy Z Fold5が最高に使いやすかったから。
一方、Galaxy S22 Ultraも同じくGalaxyだが爆熱SoCのSnapdragon 8 Gen 1だし板状スマホだしということで使いづらく感じてしまった。
折りたたみスマホ
折りたたみスマホは開けば小型タブレット級のサイズになるので一度に受け取れる情報量がレベチ。一瞬で欲しい情報を得られるし、大画面だからこそPC表示も違和感なく使える。
特にAmazonをKiwiブラウザのPC表示で開いてディグるのとマンガ・YouTubeの娯楽目的が最強すぎる。
地図・マンガ・雑誌・YouTubeなど観る系が最強に
執筆者はよくカフェに行くんだが、どこのカフェが空いていそうかGoogleマップで下調べする。この時に折りたたみスマホなら大画面で地図を開ける。
さらにマンガや雑誌はGalaxy Z Fold5を90°回転させる必要があるが見開きで表示可能。
YouTubeも90°回転させて全画面表示にすれば普通のスマホとは桁違いのサイズで楽しめるし小さい文字も読みやすい。
これらの観る系の圧倒的な快適性・体験の良さがそのまま折りたたみスマホ評価を爆上げしている。もう戻れない。
折りたたみができることが重要
ただ、大画面ならiPad mini 6などの小型タブレットでも代用できるのは事実。mini 6が出た当初は色んな人がバッグに忍ばせてエンタメを楽しんでいただろう。
しかし、執筆者はこの意見に否と言いたい。タブレットを持っていく時点でバッグが必要になる。タブレットをポケットに入れる人は少数派。
一方でGalaxy Z Fold5は折りたためるのでそのままポケットに入れて手ぶらで移動できる。この差は歴然。
ポケットから出して畳んだ状態でクイックに情報を確認できるし、開けば大画面で情報を確認できる。この二刀流が折りたたみスマホの最強の利点。大谷状態。
今後iPad miniシリーズが折りたたみに対応しない限り、折りたたみスマホが消費デバイスとして最強なのは確実だと思う。
折りたたみのマルチタスクは最高
また、折りたたみスマホはデカいけどあくまでもスマホの域から出ない。すなわち普通のスマホのようにアプリを入れて操作できる。
そこに折りたたみスマホとしての機能が追加されているのでマルチタスクのしやすさもかなり高い。
複数アプリを開いても十分なサイズを確保
例えばGalaxy Z Fold5を90°回転させて左右にYouTubeとFeedlyを開けば、Feedlyで記事を読むには十分な長さだし、YouTubeもそれなりに大きな画面+コメント欄や他の動画を閲覧可能。
一方で一般的に大画面と言われるGalaxy S22 Ultra(6.8インチ)でも画面分割してYouTubeは思った以上に小さいしFeedlyで記事を読むには縦が短い。
今は2画面表示だがGalaxy Z Fold5は最大で3画面表示まで対応しているので「乗換案内」「TwitterX」「YouTube」といった移動3点セットも快適
大画面であるが故にマルチに使えるのはポイント高い。
ポップアップウィンドウの使い勝手が良い
執筆者がよく使っている方法として、YouTubeを全画面で表示しつつ乗換案内をポップアップ表示するというのがある。
この方法だと必要な時だけ乗換案内をそれなりのサイズで表示し、不要になったらポップアップを小さくすればいい。
ポッパップウィンドウなので画面分割する必要がなく必要な時だけサクッと使えばいい。もちろんGalaxy S22 Ultraでも使えるがGalaxy Z Fold5の方が大画面な分、使い勝手が高い。
スペックが下がるのは問題なし
スペック的なところとしてGalaxy Z Fold5はハイエンドクラスの性能だが最強ではない。が、正直ハイエンドの時点で満足できる人が大半だしFold5のSoC「Snapdragon 8 Gen 2」は8 Gen 1より電力面で優秀。
Galaxy Z Fold5 | Galaxy S22 Ultra | |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy | Snapdragon 8 Gen 1 |
バッテリー容量 | 4,400mAh | 5,000mAh |
充電速度 | 最大25 W(有線) 最大15 W(ワイヤレス) |
最大45 W(有線) 最大15 W(ワイヤレス) |
カメラ構成 | 12MP超広角カメラ(f2.2) 50MP広角カメラ(f1.8) 10MP光学3倍望遠カメラ(f2.4) (最大30倍デジタルズーム) |
12MP超広角カメラ(f2.2) 108MP広角カメラ(f1.8) 10MP光学3倍望遠カメラ(f2.4) 10MP光学10倍望遠カメラ(f4.9) (最大100倍スペースズーム) |
カメラも正直そこまで大差ないしS22 Ultraの100ズームも結局は月を撮るくらいしか使わないからスペックが下がっても正直問題ない。
というより普通の板状スマホがどれだけスペックで戦ってもそもそも折りたたみが強すぎるから勝てない。
普通のスマホの方が良かった点
逆にこの期間に普通の板状スマホを使ってここは良かったなと感じた点を紹介する。といってもほとんどないのが実情。
普通のスマホの方が薄くて軽い
当たり前だが筐体がコンパクトで済む普通のスマホの方が軽いし薄い。折りたたみスマホは折りたたむ分、単純計算で2倍の面積が必要。実際にはFoldシリーズはサブディスプレイが細長いので開いた時の幅は1.6倍ほどになる。
Galaxy Z Fold5 | Galaxy S22 Ultra | Galaxy S23 Ultra | Galaxy Z Flip5 | |
---|---|---|---|---|
高さ×幅×厚さ | 154.9 × 129.9 × 6.1mm(開いた時) 154.9 × 67.1 × 13.4mm(閉じた時) |
163.3 × 77.9 × 8.9mm | 163.4 × 78.1 × 8.9mm | 165.1 × 71.9 × 6.9mm(開いた時) 85.1 × 71.9 × 15.1mm(閉じた時) |
ディスプレイサイズ | 192.1mm (7.6" / メイン) 157.3mm (6.2" / サブ) |
173.1mm (6.8") | 173.1mm (6.8") | 170.3mm (6.7" / メイン) 86.1mm (3.4" / サブ) |
重量 | 253g | 229g | 234g | 187g |
面積で言えばFoldのサイズは大きいが、重量で言えばそれほど大きく変わらない。もう重たいの部類からもう少し重たいかなの部類に入るだけ。確かに重いけどGalaxy S22 Ultraで慣れた。
ただ、久しぶりにGalaxy S22 Ultraを持つとかなり軽く感じる。大丈夫、一般的には重量級のスマホだから単に感覚がバグってるだけ。
落下による傷やダメージの心配が少ない
普通の板状スマホは折りたたみより軽いので落下したときの衝撃が少ない。一方で、折りたたみスマホは重いしそのメインディスプレイは折りたためるように薄いガラスを使用している。
Galaxy の折りたたみ式スマートフォンは、Infinity Flex Display と超薄型ガラスを搭載したディスプレイを使用しており、端末にダメージを与えることなく折りたたむことができます。
スマートフォンの折りたたみ式ディスプレイと保護フィルムについて教えてください。
なので今回のGalaxy Z Fold5の落下事件のようにメインディスプレイに何かが当たると一瞬でが傷が付く。なんなら爪でちょっと強めに押すだけで傷がつく。
また、Galaxy Z Fold5はメインディスプレイに保護フィルムを貼るのは良くない。
また、その他のフィルムやシールなどを貼り付けないでください。画面が破損する可能性があります。
スマートフォンの折りたたみ式ディスプレイと保護フィルムについて教えてください。
一方で普通の板状スマホだと画面保護フィルムを貼れば基本的に大丈夫。投げることはないけど不意に落としてもディスプレイに傷が付くことがなかった。運が良い。
こういう点を含めて物理的にダメージが少ない、精神的・金銭的にも落下によるダメージが少ないのが普通の板状スマホ。
次のメインスマホは折りたたみか普通のスマホか
じゃあこれから買うメインスマホは普通の板状スマホなのか、それとも折りたたみスマホなのかという点を最後にお話しする。
といっても普段からこのブログやYouTubeを見ている人はわかるだろうが、次に買うスマホも折りたたみ一択。もうメインに板状スマホはムリ。
折りたたみの快適性はスマート家電と一緒
折りたたみスマホの快適性はスマート家電やドラム式洗濯機と一緒。実際に自分の生活で使ってみないとその良さがわからないシリーズだ。
実生活に落とし込まない限りその良さがわからない。執筆者はGalaxy Z Fold3くらいから確実に生活が変わるガジェットという認識だったが、一般人は聞いているだけじゃわからないだろう。
で、実際にGalaxy Z Fold5を使ってその良さを確信した。これは快適すぎる。
普通のスマホはサブでは必須
ただ、折りたたみスマホ一機だけで過ごすのはおすすめできない。というのも今回のGalaxy Z Fold5落下事件のように預かり修理になっても代替機がないから。
たまたま執筆者は1週間くらいで返却の連絡が来たけど、最低でも2週間はかかることを覚悟した方がいい。その間に代わりのスマホがないと終わる。
そしてその代わりのスマホが折りたたみスマホならまた落下させるんじゃないかという不安から夜しか眠れない。そういう点から普通のスマホはサブで置いておくのが吉。
回線も2つあると便利
サブスマホのついでに回線も2種類用意しておくと安心。というのもメインの折りたたみに傷が入った時にサブ回線があるとデータ移行などでいちいちWi-Fiを探す必要がないから。もちろん単純に2回線あると使い勝手が良い。
さらに今回のような落下事件がなくても電波障害や災害で特定のキャリアの通信が使えなくなっても他のキャリアがあればリスク分散になる。
執筆者は楽天モバイルとpovo2.0を使っているが、この組み合わせが一番攻守ともに優れているはず。詳しくは以下の記事参照。楽天モバイルは最強プランになったが中身は以前と一緒。
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折りたたみスマホを落として気づいた圧倒的な魅力の話
今回はGalaxy Z Fold5を修理している間に普通の板状スマホのGalaxy S22 Ultraを使って改めて感じた折りたたみスマホの魅力について書いた。
実際に使ってみないとわからない世界なのでなかなか伝わらないが、一人でも多くの人が折りたたみスマホの魅力に気づいてくれるとより活気付くだろう。
ただ、折りたたみスマホに魅了されるともう戻れない。次のスマホの買い替えにも莫大な資金が必要になる。
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