こんな人にオススメ
冬場になると乾燥する。今年も新コロの影響とインフルに怯えないといけない。
空気清浄加湿機で湿度を保ちつつキレイな空気にしたい。
一人暮らしだとどんなものがいい?
ということで、今回は一人暮らしをしている執筆者が空気清浄加湿機を購入するために色々と調べた内容をまとめつつ記事にする。
今年で一人暮らし3年目。昨年度までは大学院生として研究室にこもりっきりで研究室の空気清浄加湿機で湿度を守っていたけど、今年からは自宅でも保ちたい。
一人暮らし6.5畳の部屋に対応するものを検討するので小さめのものになるのはご了承。
MUST条件とWANT条件
まずは購入に当たってのMUST条件とWANT条件をまとめる。
MUST条件
- 空気清浄可能
- 加湿可能
- 部屋の広さ6.5畳に対応
- 室内の湿度を表示可能
- ¥30,000以下
WANT条件
- 除湿機能
- アプリ操作可能
- ¥20,000前後
これでいけるのか?
とつらつらと書いていったけど理想的かもしれない。もしかしたらMUSTから外れるかもしれないけどその時は臨機応変に。
空気清浄機は過去機種でカオスに
画像引用: 公式サイトの製品ラインアップと過去機種
空気清浄機、空気清浄加湿機、そして空気清浄除湿加湿機(SHARPの場合は空気清浄機、加湿空気清浄機、除加湿空気清浄機)は過去モデルが腐るほどあってカオス状態に。
上の写真はSHARPのページだが、現行機種だけでも11機種、そして過去モデルが29機種、合計で40機種もある。
しかも空気清浄機に関してはAmazonでの取り扱いがハイグレード機か型落ちしかない場合も多くて選ぶのが面倒。
メジャーどころをピックアップ
ということで、MUST・WANTに当てはまりそうな製品を全て調べて比較して決めたいところだが、人生は残り少ない。
なのでメジャーどころのみをピックアップする。もちろん家族世帯や超豪邸に住んでいる人には当てはまらないだろう。
本記事は自分用の比較録としても作成してるからそこは許して。
頭に入れておくこと
加湿用の水タンクの容量
加湿機能がついている場合は加湿用の水タンクの容量にも気を配らないといけない。
水タンクの容量が少ないと1日のうちに何回も水を補給しないといけなくなる。かなり面倒。
大体の製品が2.5 Lなのでこれよりも少ない物だと少ない可能性があるので注意。
適用畳数は部屋の2倍
適用畳数とは、たばこ5本分のニオイを30分間できれいにできる広さのこと。つまり、6畳で適用畳数6畳の商品を使った場合は30分待たないと空気が入れ替わらない。
なので、なるべくぴったりの適用畳数じゃなくて大きめの適用畳数にすることでより早く空気をキレイにすることができる。
アプリに対応しているか否か
アプリに対応していると部屋の空気の状態やフィルターの消耗品の状態を確認することが可能に。
別に常につけっぱなしでもいいかもしれないけど、部屋の状況を見たいとか遠隔操作したいって場合には対応していると嬉しい。
空気清浄加湿機の場合はボタンが多くて小さいのでSwitchBot Hub miniやSwitchBotで操作することが難しいので注意が必要。
SHARP KC-N50
画像引用: 公式サイト
まずはSHARPの現行エントリーモデルのKC-N50。似たようなものでベストセラーKC-L50やKC-J50があるけど、何年製かどうかの違いだけ。
- KC-N50: 2020年モデル
- KC-L50: 2019年モデル
- KC-J50: 2018年モデル
- KC-H50: 2017年モデル
- KC-G50: 2016年モデル
- KC-F50: 2015年モデル
機能面としてはほとんど違いはないようだ。なので、ここでは最新のKC-N50について解説していく。
基本的には型落ちの方が安い傾向にあるが、このシリーズに関しては基本的に価格は¥20,000-30,000くらいで同じ。なら新しい方がいい気がする。
こんな人にオススメ
2021年10月のタイムセールでKC-J50を購入しました。スタンダードで妥協した感じはあるけど、常につけっぱなしだからWi-Fiもいらないかなと。
まあ、グレード高いのがいいと思ったら買い換えたらいいという短絡的な考え方を持つことにする。
静かで多少加湿もしてくれているけど、加湿用の水を本体に吸い込む時のゴボゴボって音が結構うるさい。
適用畳数はギリギリ
空気清浄の畳数は今の部屋6.5畳の2倍ほどの15畳(空気清浄+加湿)で加湿だと14畳。ギリギリ2倍だからセーフだと思うからこれが最低ラインかと思う。
基本的機能プラズマクラスター7000
画像引用: 公式サイト
KC-N50にはSHARP独自の空気清浄化技術「プラズマクラスター7000」を搭載している。よく聞くイオンの濃度を高めて空気を清浄する。
メカニズムとしては菌やウイルスに対し表面の細胞膜のタンパク質と、嫌な匂い成分を分解・除去。これで消臭するらしい。すごい。
上位互換で25000とNEXTがあるけど、スタンダードモデルのKC-N50は一番下の7000を搭載。これでも空気の悩みが解決できるとのこと。
*a当技術マークのイオン個数の目安は、商品を壁際に置いて、「中」運転時にプラズマクラスター適用床面積の部屋中央(床上1.2m)で1cm³当たり50,000個以上です。 *b当技術マークの数字は、商品を壁際に置いて、「中」運転時にプラズマクラスター適用床面積の部屋中央(床上1.2m)で測定した1cm³当たりのイオン個数の目安です。
画像引用: 公式サイト
それぞれのプラズマクラスターの性能については以下を参照。ここでは空気清浄についての比較だけ示す。
他にも消臭や除電(静電気除去)、フェイスケア、環境構築と幅広い分野で比較がされているのでわかりやすい。
*a当技術マークのイオン個数の目安は、商品を壁際に置いて、「中」運転時にプラズマクラスター適用床面積の部屋中央(床上1.2m)で1cm³当たり50,000個以上です。 *b当技術マークの数字は、商品を壁際に置いて、「中」運転時にプラズマクラスター適用床面積の部屋中央(床上1.2m)で測定した1cm³当たりのイオン個数の目安です。 *cKI-NS40/ND50は除く。 *dプラズマクラスター25000との比較。 *eKI-NS40は除く。
画像引用: 公式サイト
3つのフィルター
画像引用: 公式サイト
KC-N50は3つのフィルターを駆使して脱臭と集塵を行う。フィルターは以下。なるほどスタンダード。
- ホコリブロックプレフィルター: 内部に侵入するホコリを大幅低減し、集塵性能を保つ
- ダブル脱臭フィルター: 活性炭+吸着剤でタバコ臭や料理臭、生ゴミ臭を吸着
- 静電HEPAフィルター: 静電気を帯びたフィルター繊維で吸着する
Ag+カートリッジでキレイな水で加湿
画像引用: 公式サイト
タンクのキャップはAg+イオンカートリッジで、タンクやトレーのぬめり・臭いの原因となる菌を抑制する。使い方によって異なるが、年1回の交換でキレイが続くとのこと。
また、給水タンクはハンドル付きで持ちやすいし、口の広いキャップで給水も簡単に行える。
画像引用: 公式サイト
抗菌・防カビの加湿フィルター
画像引用: 公式サイト
また、加湿用のタンク内の水にフィルターが常に浸かっているとカビが発生しやすい。この状態で空気清浄するとカビを部屋に撒き散らしているのと同じ。
しかし、加湿していないときは加湿フィルターが水につからないようにし、送風で乾燥させるため清潔。
基本、冬場は常時加湿するけど、湿度が高いときはカビないようにしてくれるのはありがたい。
これといった特殊機能はない
ということで、KC-N50を見てきたが、基本的機能を多数盛り込んでいるだけで、これといって特殊な機能があるわけではない。
逆に言えば最低限の性能は欲しいって人には向いている。あれこれ必要なくて常に稼働させるだけってのならこれで十分。
SHARP KI-NS40
画像引用: 公式サイト
お次はコンパクトさを売りにしているKI-LS40。また型番シリーズの解説から入る。KIシリーズはめちゃくちゃ種類があるけど、ここではコンパクトモデルを抜粋。
価格は¥25,000-40,000が相場のようだ。ちょっとお高くなってくる。
- KI-NS40: 2020モデル
- KI-LS40: 2019モデル(無線LAN機能あり)
- KI-JS40: 2018モデル
- KI-HS40: 2017モデル
さっきのKCシリーズだと機能面では違いはなかったけど、このシリーズでは明確な違いがある。無線LANだ。
KI-LS40、つまり2019年モデルに関しては無線LAN機能がついている。ということは2020年モデルのKI-NS40は性能ダウン。
無線LAN機能を使用すると、専用アプリでニオイ・温度・湿度やフィルターの交換目安時期などの空気清浄機の様子を確認することができる。
以下では基本的にKI-NS40について解説する。無線の部分はKI-KS40について解説。
プラズマクラスターは25000に
画像引用: 公式サイト
プラズマクラスターは7000の1つグレードの高い25000を搭載。さっきのグレードの話だと空気の悩みは大体解決しそうな予感。
イオン濃度が25,000個/$\mathrm{cm}^3$と3倍となるとの事。
画像引用: 公式サイト
集塵・脱臭一体型フィルター
画像引用: 公式サイト
KC-N50では3枚のフィルターを使っていたが、KI-NS40では一体型のフィルターを採用。コンパクトさから複数枚のフィルターの使用はできなかったのだろう。
その一方でフィルターの交換目安は2年と短くなっている。KC-N50だと10年が目安だったから頻繁に交換しないといけない。まあ1枚だから管理は楽なのだろうが。
給水はトレー=こぼす心配
画像引用: 公式サイト
KI-NS40は給水がタンクではなくトレー方式。キャップを取らなくてもいいっていう利点はあるものの、逆に常にこぼす心配がつきまとう。
公式サイトにはヤカンなどで給水可能だから便利との事だけどわざわざそれでキッチンまで2往復するのは面倒。個人的にはこれはデメリット。
COCORO AIR搭載(KI-LS40)
画像引用: 公式サイト
2019年モデルのKI-LS40は無線LAN機能搭載という事で、SHARPのクラウドサービス「COCORO AIR」に対応している。
COCORO AIRは空気清浄機などをインターネットでクラウドの人工知能と繋いで提供するクラウドサービス。
人工知能が普段の使い方を学習したり、空気の情報などを分析・最適な空気環境を届ける。
画像引用: 公式サイト
もちろん、スマホの専用アプリから確認することも可能。確認できる内容は温度や湿度、空気の汚れ具合やニオイなど多岐にわたる。
今まで感覚で感じていた情報を数値化・可視化できるという点はかなり便利だと思う反面、ここまでの機能が必要なのかってのはある。
もしかしたらこの考えが2020年モデルに反映されて無線LAN機能が排除されたのかもしれない。知らんけど。
画像引用: 公式サイト
また、フィルターなどのお手入れものの交換目安や交換時期がわかる。これは結構便利な気がする。
画像引用: 公式サイト
と、ここまで機能を紹介したが、KI-LS40だと機能が制限されたり正確性に欠ける部分があるようだ。
性能は控えめな印象
画像引用: 公式サイト
KI-NS40はあくまでもコンパクトサイズというのを推しているから性能面では機能が削られている印象を持つ。そこまで機能はいらないならいい。
けど、我が家では布団、ロボット掃除機、デスク周り、アロマディフューザーくらいしか置いていないから省スペースじゃなくてもいい。
それにもっと機能は欲しいし、あれば困らない派。という事で個人的にこれはなし。ただし、KI-LS40は検討価値あり。
SHARP KI-NS50
画像引用: 公式サイト
続いてはKI-NS50。さっきはNS40だったからその性能アップ版だけど、どちらかというとKC-N50に近い。KI-NS50もKI-NS40と同じ傾向で、2019年モデルには無線LANがある。
- KI-NS50: 2020年モデル
- KI-LS50: 2019年モデル(無線LAN機能あり)
- KI-JS50: 2018年モデル
このシリーズでは他とは異なって型が変わるごとに性能やデザインが少しずつ変わっていくらしい。
性能が上がった分、値段も高くなっていて、大体¥30,000-50,000の間になっている。うーん、これでは購入しないかなという価格帯。
デザインが変更
画像引用: 公式サイト(左がKI-NS50、右がKI-LS50)
KI-NS50からKI-LS50になったタイミングでより薄型にデザイン変更がなされた。KI-LS50の場合だとKI-LS40に似たタワータイプだったけど、KI-NS50ではKC-N40に近くなった。
幅が大きくなった分、奥行きが減った感じ。体積的にも減っているからよりコンパクトになった。
プラズマクラスターで付着花粉の対策
画像引用: 公式サイト
KI-NS50だと外から持ち込まれる花粉「付着花粉」によるアレル物質の作用も抑制する。フィルターでは取れないこのような花粉もプラズマクラスターで抑制してくれるとのこと。
ということは、衣服に花粉がついたままのような気がする。執筆者自身は花粉症ではないから大丈夫だけど、花粉症持ちだとこれはどうなんだろうか。
二層構造の加湿フィルター
KI-NS50の特徴の1つに加湿機能が9%向上がある。これは加湿フィルターに風を2回通すことでより多くの水を放出するというもの。
これはハイグレードモデルのKI-NX75(¥50,000-70,000)と同じ技術の二層構造加湿フィルターを搭載しているから。
しっかり加湿するのに低騒音を実現しているのもポイント。このグラフは騒音の低下を無駄に強調している。
画像引用: 公式サイト(左が加湿量比較、右が運転音比較)
KC-N50の性能アップ版
画像引用: 公式サイト
KI-NS50はKI-NS40の後継機に当たると思うけど、性能的にはKC-N50に近い印象。給水はタンクだし、フィルターは3層構造だし。
多分、前作KI-LS50から薄さを重視してデザイン変更したからだと思う。
なお、KI-LS50の場合はCOCORO AIRに対応しているので、加湿制御とかを自動判別してくれる。
画像引用: 公式サイト
前機種KI-LS50の方が機能が豊富
画像引用: 公式サイト
メインはKI-NS50なんだけど、見た感じKI-LS50の方が機能の種類は多い。もちろんCOCORO AIRに対応しているってのが大きいと思うけど。
上の画像は前方向に集中してプラズマクラスターイオンを放出する「プラズマクラスターパワフルショット」。これで集中してニオイや菌を消臭・除菌できる。
んだけど、それ以外にも畳数が22畳(NS50は16畳)、センサーがNS50のニオイ、湿度、温度に加えてホコリ、照度も対応。しかも型落ちで価格も安い。
ということで、2021年10月末の段階ではKI-NS50を購入する理由は機能面ではあまりない印象。
日立 EP-ZN30S
画像引用: 公式サイト
続いては日立のEP-ZN30S。これはクリエアというシリーズの空気清浄加湿機(日立も加湿空気清浄機の記載)でかなりコンパクト。
サイズは一回り小さく重さも2-3 kgほど軽い。小さなヒーターというような感じ。
てか、日立のサイトだと最新機種しか表示しないのが謎すぎる。
フィルターは2枚+フロントパネル
画像引用: 公式サイト
EP-ZN30SではフィルターがプレフィルターとアレルオフHEPAフィルターの2種類。プレフィルターについてはあまり言及がなく、HEPAフィルターについてはガッツリ言及。
このHEPAフィルターは脱臭・集塵一体型のフィルターのようで、SHARPのKI-NS40と同じような感じ。お手入れは楽かもしれないけど使用期間が短めに設定されている。
水タンクが1.0 L
画像引用: 公式サイト
で、EP-ZN30Sはコンパクトさが売りになっているんだけどその代償は大きい。コンパクトだから水を入れるためのタンクの容量が1.0 Lしかない。
上で挙げたSHARPのものだと2.5 Lとかザラだったからこれだと1日に何回も水を補給しないといけない。
大学の研究室に置いていた空気清浄加湿器はSHARPのKC-H50でこれが2.5 Lだったけど、これでも1日2回は補給しないといけなかった。
ということは1.0 Lしか入らなかったら1日に4, 5回は補給しないといけない。ダルすぎる。
リモコン操作可能
画像引用: 公式サイト
その反面、リモコン操作にも対応している。空気清浄加湿機にリモコン操作が必要なのかわからんけど、我が家のアロマディフューザーも電源オンとかリモコンで操作可能。
また、運転状況を表示ランプにてお知らせとのことだが、これは大体の機器でできると思うから強調しなくてもいいと思う。
コンパクトすぎるが故、機能が少ない
画像引用: 公式サイト
EP-ZN30Sについてはコンパクトが故に機能が少ないのか、公式サイトにもほとんど情報が載っていなくてビビった。
集塵・加湿・ニオイ除去・花粉捕集をしますよってことしか書いてないからコンパクトさに全てを賭けたんだと思う。
値段的にも安めだから仕方ないのかな。見た目的にも好みじゃないしこれはパス。
日立 EP-NVG70, 90, 110
画像引用: 公式サイト
日立の空気清浄機としてこれこれとなったのがEP-NVG70, 90, 110のシリーズ。これらは全て2017年に発売され後継機は出ていないっぽい。
多分これらがフラグシップモデルになると思うけど、他のブランドに押されて高いのは出さなくなったのか。
価格は6万円オーバーということで検討から外れるが、公式サイトから簡単に見つけられなかった腹いせに解説する。
自動おそうじ(EP-NVG90, 110のみ)
画像引用: 公式サイト
なんとフィルターの自動おそうじ機能がついている。これはビビる。運転48時間ごとに自動でホコリを除去、勝手にダストボックスに貯めてくれる。
このおかげで目安にはなるが1年に1回のお手入れでよくなるとのこと。めちゃくちゃ楽できる。
しかも筐体にはステンレスが採用されており、抗菌効果を発揮する。至れり尽くせり。ステンレスに関してはEP-NVG70も採用。
3フィルターで集塵・脱臭
画像引用: 公式サイト
EP-NVGシリーズは洗える脱臭フィルターを含めた3つフィルターを使用して集塵・脱臭する。これによってしっかりとした空気清浄機能を発揮することが可能。
業界最高水準の集塵スピード
画像引用: 公式サイト
EP-NVGシリーズは背面の両サイドから空気を吸い込むことで8畳なら6分で空気をキレイにするとのこと。しかも元々の対応畳数も32畳からだからそもそものスペックが違う。
タッチパネル&フラットデザイン
画像引用: 公式サイト
そしてなんといってもデザインが素晴らしい。前面ガラスパネルはタッチ操作に対応しているので触れるだけでいい。しかもフラットだからお手入れもさっと拭くだけ。汚れが溜まりにくい。
ディスプレイには今の状況をモニターしてくれる機能もあるのでぱっと見で何がどうなっているのかが分かり易い。
ただ、謎にボーダーデザイン(日立側はストライプデザインとのこと)を採用しているからごちゃつき感はある。
ただし馬鹿デカくて馬鹿重い
画像引用: 公式サイト
そしてこれだけ高機能なんだからデカくて重い。サイズは上で紹介した物よりも一回りは大きい。そして重量も1.5倍から2倍くらい重い。
まあ対応畳数が30畳を超えてくる物だからそれなりにパワーがいるし、大きな部屋に置くんなら多少デカくでも問題ない。けど、我が家にはあまりにもオーバースペックな気がする。
あとはどうやら騒音がちょっと大きいってのと思ったよりも集塵しないっていうデメリットもあるようだ。
DAIKIN MCK50YとMCK40X
画像引用: 公式サイト
続いてはエアコンで有名なDAIKINの空気清浄加湿機。MCK50Yが最新モデル(2022年らしい)でMCK40Xが前モデル(2021年モデル)。
MCK50Yについては2021年10月発売ということで圧倒的に情報が少ないけど、多分MCK40Xの順当進化モデル。基本的な機能は同じで各機能の性能が異なる。
価格はMCK50Yが¥40,000くらいでMCK40Xが¥25,000から¥50,000くらい。型落ちになると結構下がる印象。
独自構造でキレイな空気
画像引用: 公式サイト
さすがエアコンの王手であるDAIKIN。よくわからんけど独自の構造でキレイな空気を作っているようだ。と思ったけど、よく見れば上の図の1, 2, 3, 6は今まで通りのフィルター。
なので特徴的なのは4, 5。ストリーマは吸い込んで分解する機能でアクディブプラズマイオンは放出する方の機能。
画像引用: 公式サイト
ここら辺に関しては素人目線ではなかなか理解しにくいかもしれんが、プラズマイオンの部分だとSHARPのプラズマクラスター25000と同じ濃度だとわかる。
要するに、DAIKINのプラズマイオンはある程度はSHARPのミドルクラスの物だと考えられる。もちろん細かいところは違うかもしれないけど。
トリプル対策の清潔加湿
画像引用: 公式サイト
また、加湿タンクの部分でもストリーマやイオンが使われている。加湿部分がカビたりするとそれがそのまま空気中に放出されるのでここが除菌されるのはありがたい。
1, 2で除菌しつつ、3で菌の発生を抑制するとのこと。ただ、フィルター部分を浮かせて乾かすとかはしないっぽい。
ストリーマがすごい
画像引用: 公式サイト
ストリーマは分解する機能があることは上で書いた通りだが、これを応用することでニオイをフィルターに吸着、ストリーマで分解することで吸着能力が再生し脱臭機能が持続するとのこと。
また、集塵フィルターで捕集した菌をストリーマで除菌したりもできるのでかなり高機能な予感。
ただしその他が
と高機能を書いていったが、実は微妙な点もある。
- 加湿畳数が小さめ
- 加湿料が少なめ
- 本体が大きめ
- デザインが微妙
- 重い
これらよりもストリーマとかに魅力を感じたのであれば購入検討するけど、個人的にはそこの高機能よりも目先の基本機能を試したいからこれもパスか。
比較
項目 | KC-N50 | KI-NS40 | KI-LS40 | KI-NS50 | KI-LS50 | EP-ZN30S | EP-NVG110 | MCK50Y | MCK40X |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブランド | SHARP | SHARP | SHARP | SHARP | SHARP | 日立 | 日立 | DAIKIN | DAIKIN |
価格 | ¥20,000-30,000前後 | ¥25,000-40,000 | ¥25,000-30,000前後 | ¥30,000-50,000前後 | ¥25,000-40,000 | ¥15,000-20,000 | ¥60,000前後 | ¥40,000前後 | ¥25,000-50,000 |
年式 | 2020年 | 2020年 | 2019年 | 2020年 | 2019年 | 2020年 | 2017年 | 2021年 | 2020年 |
空気清浄畳数 | 23畳(空気清浄のみ) 15畳(空気清浄+加湿) |
18畳(空気清浄のみ) 18畳(空気清浄+加湿) |
18畳(空気清浄のみ) 18畳(空気清浄+加湿) |
23畳(空気清浄のみ) 16畳(空気清浄+加湿) |
23畳(空気清浄のみ) 22畳(空気清浄+加湿) |
15畳(空気清浄のみ) 15畳(空気清浄+加湿) |
48畳(空気清浄のみ) 30畳(空気清浄+加湿) |
22畳(空気清浄のみ) 22畳(空気清浄+加湿) |
19畳(空気清浄のみ) 19畳(空気清浄+加湿) |
加湿畳数 | 14畳 | 10畳 | 12畳 | 17畳 | 15畳 | 8畳 | 13.5畳 | 13畳 | 11畳 |
清浄時間 | 8畳/12分(空気清浄のみ) 8畳/17分(空気清浄+加湿) |
8畳/15分(空気清浄のみ) 8畳/15分(空気清浄+加湿) |
8畳/15分(空気清浄のみ) 8畳/15分(空気清浄+加湿) |
8畳/12分(空気清浄のみ) 8畳/17分(空気清浄+加湿) |
8畳/12分(空気清浄のみ) 8畳/13分(空気清浄+加湿) |
8畳/18分(空気清浄のみ) 8畳/18分(空気清浄+加湿) |
8畳/6分(空気清浄のみ) 8畳/10分(空気清浄+加湿) |
8畳/13分(空気清浄のみ) 8畳/13分(空気清浄+加湿) |
8畳/15分(空気清浄のみ) 8畳/15分(空気清浄+加湿) |
加湿方式 | 気化方式 | 気化方式 | 気化方式 | 気化方式 | 気化方式 | 気化方式 | 気化方式 | 気化方式 | 気化方式 |
加湿量 | 最大500 ml/h | 最大420 ml/h | 最大420 ml/h | 最大600 ml/h | 最大550 ml/h | 最大300 ml/h | 最大800 ml/h | 最大460 ml/h | 最大400 ml/h |
水タンク容量 | 2.5 L | 2.0 L | 2.0 L | 2.7 L | 2.5 L | 1.0 L | 2.5 L | 2.7 L | 2.7 L |
水タンク形式 | タンク | トレー | トレー | タンク | タンク | タンク | タンク | タンク | タンク |
加湿フィルター浸からない位置 | O | X | X | O | O | X | X | X | X |
除湿機能 | X | X | X | X | X | X | X | X | X |
サイズ(奥行き x 幅 x 高さ) | 230 x 390 x 613 mm | 260 x 280 x 622 mm | 260 x 280 x 622 mm | 230 x 384 x 619 mm | 262 x 345 x 631 mm | 163 x 400 x 424 mm | 291 x 360 x 673 mm | 270 x 700 x 270 mm | 270 x 700 x 270 mm |
本体重量 | 7.5 kg | 6.7 kg | 6.8 kg | 7.9 kg | 8.9 kg | 4.5 kg | 13.4 kg | 9.5 kg | 9.5 kg |
搭載フィルター | 静電HEPAフィルター ダブル脱臭フィルター 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター 使い捨てプレフィルター x 3 |
集塵・脱臭一体型フィルター 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター 使い捨てプレフィルター(別売り) |
集塵・脱臭一体型フィルター 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター 使い捨てプレフィルター(別売り) |
静電HEPAフィルター ダブル脱臭フィルター 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター 使い捨てプレフィルター x 3 |
静電HEPAフィルター ダブル脱臭フィルター 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター 使い捨てプレフィルター x 3 |
アレルオフHEPAフィルター 洗えるプレフィルター |
ステンレスプレフィルター アレルオフ微細じんHEPAフィルター 洗える脱臭フィルター |
脱臭フィルター 静電HEPAフィルター プレフィルター |
脱臭フィルター 静電HEPAフィルター プレフィルター |
センサー種 | ニオイ、湿度、温度 | ニオイ、湿度、温度 | ニオイ、湿度、温度 | ニオイ、湿度、温度 | ニオイ、湿度、温度、ホコリ、照度 | ニオイ、湿度 | ニオイ、湿度、温度、ダスト | ニオイ、湿度、温度 | ニオイ、湿度、温度 |
タイマー機能 | X | X | X | X | X | O | O | X | X |
スマートスピーカー連携 | X | X | Googleアシスタント Amazon Alexa LINE Clova |
X | Googleアシスタント Amazon Alexa LINE Clova |
X | X | X | X |
スマホ連携 | X | X | O | X | O | X | X | X | X |
ってか除湿機能がついたものってなかなかないんやな。
ぐぬぬ難しい
今回は空気清浄加湿機について簡単にまとめて比較してみた。なるほど、各社色々と出しているからなかなかにCHAOSな状態。
無難なのはSHARPのKC-L50とかになる。Amazonセールが来たタイミングで安くなってたらここら辺を購入するかもしれん。
まだまだ空気清浄加湿機は存在するので追記するかもしれないが、とりあえず記事化しておく。
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