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【マグネットType-Cアダプタ】強制的にワイヤレス充電に対応させる | マグネット端子

2023年4月18日

今回は磁石でくっつくType-C端子アダプタを購入したのでレビューする。どこかのインフルエンサーも同じものを購入しているが、発端はその人。人柱になってくれたので安心して購入できた。

この手のものは何年も前から存在しているがどうにもビビって購入しづらい。しかし、今はN=2になったので少しは安心できるだろう。

もちろん何があっても責任は取らないが、一度でも便利そうと思ったらチェックしてほしい。

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ケーブルを使った有線充電が面倒

今や多くのイヤホン・スマホがワイヤレス充電に対応したおかげで毎日の充電時のケーブルの抜き差しがなくなって快適となった。

しかし、未だケーブルを手放すことはできない。というのも結局のところコンパクトかつ最速なのが有線充電だから。

ケーブルがついてもコンパクトなのは有線充電

ワイヤレス充電機を持っていくとなると、上の画像のように充電アダプタとワイヤレス充電機が必要。上の画像は極端だが余計にアイテムが増える。

さらに、充電しながら使用したいならケーブルでの有線充電に軍配が上がる。ワイヤレス充電中の操作はかなり厳しい。

⇨SPGUARD JH12-Sレビュー

最速充電は未だ有線接続

最近はワイヤレス充電でも50Wの機種が登場してはいるものの、有線だと120Wとか出て最速が有線充電なのには変わりない。

さらに50Wワイヤレス充電は一部の大陸版中華スマホに限定されており、国内スマホでは早くても20W前後。これなら有線充電する。

ワイヤレス充電非対応ガジェットはまだまだある

さらに開放型や格安のイヤホンだと未だワイヤレス充電に対応していない機種も多数存在する。

執筆者はなるべくワイヤレス充電非対応のガジェットは買わないようにしているが、ambie AM-TW01のような気軽な開放型イヤホンはワイヤレス充電非対応なので泣く泣く選択。

【ambie AM-TW01レビュー】おしゃれでイヤーカフな開放型イヤホン

続きを見る

最近だとハイエンドイヤホン・ハイエンドスマホでもワイヤレス充電非対応のモデルがちらほら出ているので、まだまだ有線充電からは逃れられない。

これらの機種は興味はあるものの物理的に機能面を受け付けられないので買えない。

⇨Bose QuietComfort Earbuds II

⇨ASUS Zenfone 9

ケーブルの抜き挿しが面倒

ということで有線充電をしないといけないんだが如何せん毎回Type-C端子にケーブルを挿すのが面倒。

極力、有線充電の機会を減らしている執筆者でもそう思っているから、多くの人も有線充電めんどくせぇと思っているはず。

いずれ来るだろう完全ワイヤレス充電まで有線充電でストレスを溜められるほど我々の脳みそは悠長ではない。

端子を接続するだけでワイヤレス充電に対応

そこで手に入れたのがマグネットでくっつくType-Cアダプタ。何年も前から存在は知っていたが、ガジェマガのトーマス氏が人柱になってくれたので購入。

怪しい価格で怪しい感じのアダプタだが、これがなかなかに良い。購入して正解の小物ガジェットとなった。

接続はマグネット端子を近づけるだけ

仕組みは簡単で、ケーブルに親のアダプタを取り付け充電したいスマホなどの機器にType-C端子のアダプタを取り付けるだけ。

あとはケーブルをスマホなどに近づければマグネットの力で勝手に引き寄せられて充電できる。いちいち端子を探していい感じに位置調節して挿す必要がない。快適。

端子が奥まっていると使えないので注意

なお、スマホやイヤホンといった端子剥き出しの商品には大抵マッチするが、メカニカルキーボードなど構造が複雑なデバイスには端子が入らない可能性がある。

例えば執筆者環境ではShurikey SAIZOではType-C端子が奥まっているので端子が挿さらなかった。

購入する際には1つ購入し色々なデバイスでさせるかを確認してほしい。

最大100Wの充電に対応

マグネット系のアダプタはAmazonで無数に検索ヒットするが、今回購入したアダプタは最大20V/5Aの100WのPD急速充電に対応。

5A出力に対応しているのでGalaxyスマホだと最速で充電できるし大抵のスマホも最速で充電できる。有能すぎ。

Thunderboltの映像出力にも対応

さらにPCへのディスプレイ出力時はこのケーブルを経由するだけでそのまま出力可能。Amazonの商品ページ曰くThunderbolt3のUSB4.0に対応。

そのまま映像出力できるし充電も可能。有能すぎる。映像関連のスペックは以下。

  • 40Gb/sのデータ転送
  • 8K@60Hzビデオ出力
  • 4K@144Hzビデオ出力
  • 4K@60Hzビデオ出力

このスペックで20V/5A 100Wの充電にも対応しているので、充電もデータ転送も映像出力もとりあえずこのアダプタを経由しておけばいい。ガチ有能。

ケーブルを傾ければすぐに外れるので注意

マグネットなので近づけるだけで勝手にくっつくのは魅力的。さらに充電もデータ転送も映像出力もできるからかなりおすすめ。

磁力はしっかり強力で200gを超えるスマホのGalaxy S22 Ultraでも垂直にぶら下げるなら楽々持ち上げることが可能。

ただ、アダプタ部分を傾けたりひねったりするとすぐに取れるので注意。充電しながらのスマホ利用だと手のひらの下の方に当たってすぐに外れる。

しかもこの外れた状態だとアダプタの端だけマグネットで接続されるので、充電はされないものの一応スマホとケーブルはつながっているからタチが悪い。

もし充電中にスマホを使いたいならちゃんと充電できているかは確認した方がいい。

MacBookは端子が干渉するので注意

また、MacBookユーザーは端子同士の干渉にも注意してほしい。M1 MacBook ProではL字型アダプタと他のケーブルだと絶妙に干渉する。

充電もデータ転送も映像出力もできるがケーブルとアダプタがぶつかってMacBookの端子に負荷がかかっている。

I字型のアダプタの場合は2端子を問題なく接続できたので、MacBookで使用する場合はマグネット端子I字型のアダプタがおすすめ。

アダプタはL字型とI字型の2種類

本記事で紹介したアダプタはL字型I字型U字型の3種類あり、それぞれの用途で購入するのがいいだろう。

出っ張りをなくしたい場合はL字型でそれ以外のスマホやイヤホンの充電はI字型で十分事足りる。U字型はより隠したい人向け。

端子部分だけの販売もあり

アダプタと端子のセットを購入してすぐに使い始めることもできるが、何個も買っていると金額的にも厳しくなるし、本体をムダに持つことになる。

んだけど、スマホ側につけるアダプタだけも3つセットで販売しているので、追加購入したい人はこっちを選ぶとリーズナブル。

micro-Bの端子はなし

 

なお、紹介したアダプタはType-C⇄Type-C専用。片側がType-Aだったりmicro-Bのものはない。

といっても最近はmicro-Bも減ってきたからそこまで問題ではない。一部の例外を除いて。

⇨I字型

⇨L字型

⇨端子だけ

発火・端子破損の危険はあり

マグネット式のType-Cアダプタを調べると色々なメーカーの色々な種類のアダプタがヒットするが、割とデメリットが多く書かれている。

特に発火関係と端子破損関係がその典型例。

端子部分の保護にはなる

一応、端子部分にアダプタを挿すので端子にホコリなどが入る心配がない。そういう点では今回のマグネットアダプタは端子保護の観点では有益。

また、ケーブルを傾けるとすぐに外れるから、PCに接続したケーブル端子に垂直の負荷がかかって端子が折れる、ということも防げる。

大学の友人がケーブルの接続部分にものを落としてケーブル端子が折れたという話もあった。これは悲惨だがアダプタで回避できる。

端子が折れると使えなくなる

ただし、海外の投稿を見ているとどうやらスマホ側に接続した端子の出っ張りが折れることもあるとのこと。

粗悪品もしくは長期間劣悪な環境で使ってきたからだと思っているが、端子の出っ張りが折れて端子だけスマホに残ることもある。

アダプタをつけたら定期的に状態を確認すること。

端子の状態を見て発火を避ける

また、端子部分に鉄粉が出てきてそれを取ろうとして指で触れると火傷したという事案もある。

これがもし他の金属かつ近くに燃えやすいものがあったら、となると発火の危険も拭えない。

ということで、使うときはホコリや鉄粉がないかの確認は必須だ。

全てをワイヤレス充電に対応させるまでの繋ぎ

今回はマグネットのType-Cアダプタをレビューした。端子がすぐに取れたり発火の恐れがあるなどデメリットが凄まじいが、現状は快適に使用できている。

全てのデバイスをワイヤレス充電に対応させるまでの繋ぎかつ有線での高速充電時のケーブル抜き挿しを快適にできるのでおすすめ。

とりあえず執筆者はアダプタを3つに追加のマグネット端子を3つ購入。もう少し増やしてもいいかもしれない。

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メガネ

Webエンジニア駆け出し。独学のPythonで天文学系の大学院を修了。常時金欠のガジェット好きでM2 Pro MacBook Pro(31万円) x Galaxy Z Fold5(25万円)使いの狂人。自己紹介と半生→変わって楽しいの繰り返しレビュー依頼など→お問い合わせ運営者情報、TwitterX@m_ten_pa、 YouTube@megatenpa、 Threads@megatenpa、 Instagram@megatenpa

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