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完全ワイヤレスイヤホン(TWS)

【SENNHEISER MTW4レビュー】音質からノイキャンから機能性まで全てが最強 | MOMENTUM True Wireless 4

2024年3月3日

今回は2024年のNo.1候補であるフラグシップ完全ワイヤレスイヤホン「SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 4」をレビューする。

前作のMOMENTUM True Wireless 3の時点でデザイン性が高く高音質かつ高機能で人気だったが、ノイキャンが弱いというのが弱点だった。今作のはその弱点を克服しつつ、音質やノイキャン性能を向上したモデルだ。

【SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 3レビュー】全てが整ったイヤホン

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AirPods ProやSONY WF-1000XM5、Technics EAH-AZ80にBose QuietComfort Ultra Earbudsとフラグシップ完全ワイヤレスイヤホンは多数登場しているが、個人的にはSENNHEISER MOMENTUM True Wireless 4が最強だと感じる。

なお、本記事ではSENNHEISER MOMENTUM True Wireless 4という長い名称を省略してSENNHEISER MTW4と表現する。

また、この記事で紹介しているアプリのバージョンは4.7.1.129929だ。どうやらアプリのバージョンで設定できる項目が異なるっぽいが、発売初期なので頻繁に機能が変わるかもしれないことに注意。

運営者のメガネです。YouTubeTwitterInstagramも運営中。自己紹介お問い合わせページあります。

運営者メガネ

SENNHEISER MTW4のスペック

SENNHEISER MTW4の操作方法

1回 機能なし
再生/一時停止
次のトラック(曲送り)
前のトラック(曲戻し)
音声アシスタント
音量アップ
音量ダウン
ノイズキャンセリング(ノイキャン⇄オフ状態)
トランスペアレントモード(外音取り込み⇄元の状態)
風切音の防止(ver 4.5.0.124995で設定可能。ただしリセットされる)
2回
3回
4回
長押し

※長押しに音量調節を割り当てると長押ししている間はずっと音量調節される

SENNHEISER MTW4な外観

SENNHEISER MTW4の外箱は前作のMTW3からかなり小型化された。これもSDGsとかCSRとか環境問題とかに関わることだろう。同梱物は以下。

  • SENNHEISER MTW4本体
  • USB Type-A to Type-Cケーブル
  • イヤーピース
  • イヤーフィン
  • クイックスタートガイド
  • 技適とかの紙
  • 安全上の注意の紙

イヤーピースが前作の十字形から網目模様になったのでより耳クソが入りづらい構造となったが、カサが浅めなので耳にフィットしづらいのが難点。

ケースはMTW3から継続してファブリック調で、使い古すとどんどん毛羽立ちがなくなってサラサラになるスタイル。

今回レビューするのはブラックグラファイトというカラーで、前作のMTW3のグラファイトと比べるとMTW4のケースは暗い色合いになった。

ただ、全体的なケースの外観は前作通りで、ケースの上面にはSENNHEISERのロゴがあり、

正面には有線充電用のUSB Type-C端子を搭載。

なお、SENNHEISER MTW4はMTW3同様、ワイヤレス充電に対応しているという徹底ぶり。さすがSENNHEISER。

ケースを開けて本体を見てもMTW3と大差ないデザイン。

ただ、ケースとは異なりイヤホン本体はMTW4のブラックグラファイトとMTW3のグラファイトはマジで見分けがつかない。

開封・ファーストインプレッションの動画の撮影中に取り違えそうになった。今のところはBluetooth接続できてるから取り違えていないはず。

なぜかYouTubeの先行レビュワーはMTW4のブラックグラファイトとMTW3のブラック(グラファイトではない)モデルを比較して騒いでいるが、デザイン的にはグラファイト系統で似ている。

おそらく製品提供がブラックかつグラファイトがAmazon限定だから知らないと思われる。視聴者もこれを疑問に思っていた。

SENNHEISER MTW3のグラファイト(左)とブラック(右)

イヤホン本体はノズルが若干短い設計かつ付属のイヤーピースのカサが短めなので耳の手前側でフィットするイメージ。

ただ、この状態だと執筆者の耳にフィットせず隙間ができたのでradius ディープマウントイヤーピース日本ディックス COREIR(コレイル)を使っている。このどちらかなら遮音性と装着の安定性を両立できた

radius ディープマウントイヤーピース(左)と日本ディックス COREIR(右)

イヤホン本体は少し大ぶりな感じはあるが耳にフィットさせやすいのでそこまで心配する必要はない。

音質はMTW3から正統進化の美しい音色

前作のSENNHEISER MTW3の時点で音質は超高レベルだったが、MTW4はさらに磨きがかかった音質だ。MTW3を聞いてMTW4を聞くと音の情報量が増えて、より多くの音を認識できるようになったことが感じられる。

低音はより響くし高音もキレイに鳴らす。それなのに1万円台にありそうな高音の刺さりがない。マジですごい。

パーソナライズイコライザで自分好みにカスタム

SENNHEISERイヤホンの醍醐味がパーソナライズイコライザ。低音から高音、通常の音量から小音量を調節して自分好みの音質を作る機能だが、この機能を使えばより自分好みの音質にできる。

実際に作ってみたのが上の画像の通りで、執筆者好みのちょいドンシャリに仕上がった。

もちろん通常のイコライザもあるが、より自分に最適化された音質で楽しみたい人は試してほしい機能だ。

ロスレスの高解像度再生まで対応

SENNHEISER MTW4はaptX AdaptiveだけではなくaptX Lossless、LC3にも対応。対応のスマホなどを持っている人はさらなる高音質で音楽を楽しめる。

アプリ上で設定できる高音コーデックは以下の2種類で、それぞれ自分のスタイルに合わせて設定可能だ。

  • 高解像度:24bit/96kHz aptX Adaptive
  • 損失なし:16bit/44.1kHz aptX Lossless

すでに書いたようにSENNHEISER MTW4の音質はカンストレベルだが、それは音質にそこまでこだわりがない紙筆者の目線から見た場合。

より高みを目指しつつ完全ワイヤレスイヤホンで利便性を重視する人にとっては高解像度コーデック対応はありがたいだろう。

ノイキャンは圧倒的に進化で強力に

SENNHEISERイヤホンのノイキャンはそこまで強くないというのが定説だったが、今作のMTW4ではかなりノイキャン性能が向上。普通のフラグシップクラスレベルのノイキャンになった。

ノイキャンという弱点を克服してきた

前作のSENNHEISER MTW3の時点でノイキャン性能が格段に向上してはいたが、それでも当時の同価格帯のイヤホンのノイキャンには敵わなかった。

しかし今作のMTW4はその弱点を克服した。実際に空気清浄機と換気扇をフルMAXで回したときのノイキャンの効き具合のイメージが以下。

もちろんSONY WF-1000XM5クラスのノイキャンには勝てなかったが、それでも耳にあったイヤーピースを選んで音楽を流せば周囲の雑音はほぼ消える。

これまでのSENNHEISERはノイキャンが残念という固定観念が崩れた。

風切り音低減にももちろん対応

さらにSENNHEISER MTW4はイヤホンに風が当たることで聞こえる雑音の風切り音を防止する機能も搭載。この機能のおかげで屋外でも快適にMTW4で音楽を聴ける。

ただ、風切り音低減をオンにするとイヤホンの外側のマイクをオフにしているはずなので、ノイキャン性能はガクッと下がってしまうのが弱点。

SENNHEISER MTW4の風切り音低減は機能をオンにすると常に風切り音低減が効く仕様(常時開放型)なので、常にノイキャン性能が1段階下がる。まあ風切り音のボウボウって音を聞くよりはマシ。

物理型 常時開放型 反応型
対応機種の例 SONY WF-1000XM5など SENNHEISER MTW4SENNHEISER MTW3など SONY WF-1000XM4Technics EAH-AZ80など
メリット ソフト側で制御しないからバッテリー消費が抑えめ オンにすればどんな時でも風切り音を低減 必要な時だけ発動するので最適なノイキャンになる
デメリット 強い風が吹くと風切り音が聞こえやすい ノイキャン性能が常に下がる ノイキャンの強度がコロコロ変わる

外音取り込みはホワイトノイズが少なくなった

SENNHEISER MTW4の外音取り込み機能もMTW3より向上された。MTW3の時点ですでに普通に会話などはできていたが、MTW4でさらに磨きがかかった。

ホワイトノイズが減ってより聴きやすく

前作のMTW3でも優秀な外音取り込みだったが少しホワイトノイズが気になるような気もしていた。まあカフェやスーパーなどで使う分には全く問題にならないが。

MTW4ではこのホワイトノイズが減ってより自然に外の音を取り込めるようになったので、使いやすさは向上しているだろう。

ただ、まだホワイトノイズは感じるのでもう少しの進化は必要そうだ。

一時停止と同時に外音取り込みも健在

SENNHEISERイヤホンには神機能の「一時停止と同時に外音取り込み」に対応。これがマジで神の領域。全てのイヤホンに採用してほしい。

ほぼ全てのイヤホンは一時停止と外音取り込みは別の操作なので、レジの会計や誰かに話しかけられた時にいちいち2ステップ踏まないといけない。

  1. 話しかける/話しかけられる
  2. 再生を一時停止
  3. ノイキャンから外音取り込み
  4. (対応)
  5. 外音取り込みからノイキャン
  6. 再生を再開

一方でSENNHEISER MTW4は一時停止と同時に外音取り込みが可能なので、合計で2ステップも短縮できる。マジで神。

  1. 話しかける/話しかけられる
  2. 再生を一時停止 & 外音取り込み
  3. (対応)
  4. 再生を再開 & ノイキャン

特にSONY WF-1000XM5のように操作内容の変更の自由度が低いイヤホンだと再生/一時停止とノイキャン系の切り替えの煩わしさは顕著。

  1. 話しかける/話しかけられる
  2. 右ワンタップで外音取り込み
  3. 左ワンタップで一時停止
  4. (対応)
  5. 左ワンタップでノイキャン
  6. 右ワンタップで再生を再開

なんで左右のイヤホンをいちいちタップしないといけないのかリアルガチで意味不明だが、SENNHEISER MTW4はそんな面倒なことは起きない。

なお、この機能のおかげで他のイヤホンだとストレスを感じるレベルなので罪深い機能でもある。

初期不良で外音取り込み中に異音がするかも

んだが、執筆者の個体と他の方の個体では、外音取り込みにすると左イヤホンからチリチリという音が聞こえる。

初期不良な気がするがソフト面のチューニング不足という可能性もあるのでしばらく様子見する。ただ、静寂な空間で外音取り込みしない限り気づかないレベルではある。

通話性能は現状イマイチ

通話性能は正直なところイマイチ。会話はできるが声がこもって聞こえるので聞き取りづらい。スマホのボイスレコーダーで録音した結果が以下。

静かな環境の時点でSENNHEISER MTW4は音がこもっているように感じるし音量も小さめだ。一方で前作のMTW3は音のざらつきは多少感じられるがクリアに届けられる。

続いては換気扇と空気清浄機をフルMAXで動かした時の騒音のある環境だが、この場合でもMTW4の通話音声はこもっているような印象。

しかし、MTW3では残っていた雑音成分がMTW4ではかなり改善されたので進化はしているようだ。

換気扇・空気清浄機フルMAXSENNHEISER MTW4

換気扇・空気清浄機フルMAXSENNHEISER MTW3

イヤホンに風を直接当てた時ではSENNHEISER MTW4がざらつきがありつつも騒音と声を分離しようとしているのがうかがえる。

一方でMTW3は風の影響をモロに受けて声を聞き取るのが困難。

ということで通話用のノイキャンを効かせようとしたあまり音声がこもるようになってしまった。通話品質はソフトウェアアップデートで改善できる項目なので今後に期待だ。

アプリでできることは着実に進化

Sennheiser Smart Control

Sennheiser Smart Control

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SENNHEISER MTW4はいつも通りSENNHEISERのアプリ「Sennheiser Smart Control」に対応。MTW3の時と同様にかなり豊富な設定が可能だ。

  • バッテリー残量の確認
  • マルチポイントの接続先の切り替え
  • イコライザの設定・編集・作成
  • ノイキャン・外音取り込みの設定
  • 操作内容の変更
  • フィッティングテスト
  • サウンドゾーン設定(位置情報で自動モード変更)
  • 低遅延・高解像度モード変更
  • 装着検知のオン・オフ
  • 操作時の音声ガイダンスのオン・オフ
  • バッテリー保護関連の設定

MTW3の時点でも機能が充実していたが、MTW4では低遅延モードやバッテリーの保護モードが追加された。

一応、MTW3でも高解像度モードが追加されてたりするのでもしかしたら後日MTW3でも機能追加されるかもしれない。

また、アプリのバージョンでできることが異なる。例えばこの記事で紹介するアプリより古いバージョン4.5.0.124995ではアプリで側音に関する設定が可能だ。

一方でこの記事で紹介しているバージョン4.7.1.129929ではこの機能がなくなっている。また操作内容についても一部変更があるがこれについては後述。

アプリでマルチポイント接続の切り替えが可能

SENNHEISER MTW4は初期状態からPCとスマホなど2台のデバイスに同時に接続してシームレスな再生切り替えが可能なマルチポイントに対応。

さらにアプリ上で現在どのデバイスに接続されていて、どのデバイスに接続を切り替えるのかを自分で選択することも可能だ。

アプリ上でマルチポイントの接続先の切り替えができるのでマルチポイントの誤認識が起きた時に簡単に対処できる。

マルチポイントの誤認識

例えば、スマホとPCでマルチポイント接続してPCで音楽を流しているとする。このとき一旦PCの音楽を止めてスマホから音楽を流しても、イヤホンがまだPCから音楽が流れていると誤認識して一向にスマホから音楽が流れない現象。逆もまた然り。

マルチポイントの誤認識が起きると、この場合だとPCとイヤホンの接続を解除したりPCの音源再生先をイヤホン以外に設定したりしてPCとイヤホンの再生設定をなくす必要がある。そう、移動中に起きるといちいちバッグからPCを取り出して操作するという無様な行いを人々に見せつけないといけない。

さらに恐ろしいのがこの現象に苦言を呈している人が自分の知る限りだと自分を含めて二人しかないということ。みんなが寛容なのか気づいていないだけなのか運がいいのか。

SENNHEISER MTW4はパソコンで再生中にMTW4で一時停止、再度MTW4の操作で再生すると何故かスマホの音源が流れることがあるのでマルチポイントの誤認識は起きやすいかもしれない。

仮にマルチポイントの誤認識で意図しない再生しかできなくなってもアプリ上でどうにかなるのでまだマシ。

イコライザはプリセットとカスタムとパーソナライズに対応

SENNHEISER MTW4の音質はすでにカンスト状態なのでテコ入れする必要がないレベルだが、イコライザでさらに自分好みに音の調整が可能だ。

イコライザは「プリセット」「カスタム」「パーソナライズ」の3種類から設定でき、評判がいいのが「パーソナライズ」である「サウンドパーソナライズ」。

アプリから流れるクラシックっぽい音楽が一番心地よいと感じる度合いに手動で音を調節すると勝手に自分好みのイコライザを作成してくれる。

一応、プリセットイコライザにもパーソナライズ機能はあるが、それよりもサウンドパーソナライズの方が自分にマッチしやすい気がする。気がする。

ノイキャンと外音取り込みの機能性が高い

SENNHEISER MTW4はMTW3と同様、通常のノイキャンと風切り音低減ノイキャンの切り替えが可能。さらに外音取り込みも外音取り込みの際に音楽を一時停止するかどうかも選択できる。ここら辺をユーザーの環境に合わせられる仕様にしているのはマジでありがたい。

例えば執筆者は一時停止と外音取り込みを同時にする機能をオンにするが、再生を止めずに外音取り込みを使いたいニーズもしっかり抑えている。さすがSENNHEISER。

操作内容の変更の自由度は圧倒的

SENNHEISER MTW4はタッチ操作に対応し1, 2, 3回タップと長押しの操作を変更可能だ。マジで神すぎる。

操作内容で変更できる項目は以下の10項目。ただし、アプリのバージョンによっては設定できる項目が異なっているっぽい。

  • 機能なし
  • 再生/一時停止
  • 次のトラック(曲送り)
  • 前のトラック(曲戻し)
  • 音声アシスタント
  • 音量上(長押しで連続的に調節可能)
  • 音量下(長押しで連続的に調節可能)
  • ノイズキャンセリング(ノイキャン⇄オフ状態)
  • トランスペアレントモード(外音取り込み⇄元の状態)
  • 風切音の防止(ver 4.5.0.124995で設定可能。ただしリセットされる)

ワンタップでノイキャン系の切り替えができるので操作が楽だし、長押しでの音量調節も可能で使い勝手は抜群だ。

他の完全ワイヤレスイヤホンもSENNHEISERイヤホンのこの操作性を見習ってほしい。操作内容の制限をかけてもユーザーは何も喜ばない。

風切り音低減をタッチ操作で変更可能かも?

この記事で紹介のアプリのバージョン4.7.1.129929では設定できないが、バージョン4.5.0.124995では風切り音低減のオン・オフの切り替えもタッチ操作の設定自体は可能。

ただ、アプリを再起動すると設定がリセットされて元の設定の戻されるし、アプリで設定した直後でも風切り音低減の操作が効かず元の設定の操作になる。

普通にバグがあったから一旦非公開にして後日対応するかもしれないが、もし対応したら屋内・屋外で風切り音低減を柔軟に変更できて神機能。

低遅延モードやロスレスの切り替えも可能

SENNHEISER MTW4は通常の再生に加えて3つの低遅延・高解像度モードの設定が可能だ。

  • 標準:ロングバッテリー
  • 低遅延:ゲームモード
  • 高解像度:24bit/96kHz aptX Adaptive
  • 損失なし:16bit/44.1kHz aptX Lossless

執筆者は音質にそこまでこだわってないから標準で十分だが、低遅延モードは割と優秀だったので動画編集で使うかもしれない。

もちろんBluetoothアダプターのBTD600を使えばより低遅延になるが、MTW4単体でもそれなりに低遅延だった。…BTD600も買えばよかったと後悔(情弱。

バッテリー保護関連の設定で故障問題は解消されるか?

色んなところで言われているが前作のSENNHEISER MTW3はマジで故障が多かった。自分も一度SENNHEISER MTW3の電源が入らなくなり修理に出した経験がある。

問い合わせたら無料修理だったが、発送する手間や修理中は別のイヤホンを使わないといけなかったりと色々と不便だった。

今回のSENNHEISER MTW4はまだ発売直後は未知数だが、一応アプリでバッテリー保護関連の機能が追加されてる。

また、バッテリー自体も新しくした的なことをどこかで聞いたのでMTW4はバッテリー問題で悩まさせることは少ないかもしれない。知らんけど。

タッチ操作時のガイダンスをオフにできる

SENNHEISER MTW4はMTW3と同様、タッチ操作時のガイダンスをオフにできるし、音声にすることも効果音にすることも可能。個人的にはガイダンスは不要派なのでここもありがたい。

ここもガイダンスを消す・通知音・音声の3種類からユーザーが自由に選択できるのがユーザーライクすぎて最高。

ただし、ガイダンスをオフにしたらバッテリー残量低下のアナウンスも消えるので、バッテリー切れで突然電源が落ちることに注意。MTW4を使い始めて24時間のうちに3回落ちた。使いすぎ。

SENNHEISER MTW4を使って感じた良い点

ということでここからはSENNHEISER MTW4を使って感じた良い点を紹介する。ベタ褒めした状態でさらに良い点を話すのは憚られるがこれが現実。

トータルで圧倒的な完成度

外観・音質・ノイキャン・外音取り込み・機能性。どれをとっても最高レベルか高レベルでトータルの完成度が高すぎるイヤホン、それがSENNHEISER MTW4。

もちろん音質はもっと上がいるし、ノイキャンや外音取り込みも上がいる。しかし、トータルスコアで見たらSENNHEISER MTW4が圧倒的。

ここまでの完成度を誇るイヤホンが登場したということは、今後の同価格帯のイヤホンは本当に厳しいだろう。

MTW3からノイキャン性能が圧倒的に向上

個人的に理想のイヤホンが「ノイキャン性能が向上したSENNHEISER MTW3」だった。そう、MTW3はノイキャン性能が低めだったんだ。

しかし、今回のSENNHEISER MTW4はノイキャン性能をグッと上げてきたので理想のイヤホンになってしまった。

強いて言えばSONYやBOSEクラスのノイキャンが欲しいところではあるが、イヤーピースでも十分対応できるのでMTW4の進化は素晴らしい。

優秀な低遅延モードにも対応

また、優秀な低遅延モードに対応したのも大きい。これまでも低遅延モードに対応したイヤホンは多数登場して執筆者も色々と使ってきたが、そのどれも動画編集をするには再生時の音ズレが気になった。

実際に試したイヤホンはTechnics EAH-AZ80やHUAWEI FreeClip、EarFun Free Pro 3などが挙げられるが、いずれも音を聞いて再生を止めたらシークバーが割とズレていた。

一方でSENNHEISER MTW4の低遅延モードはかなり精度が良く、シークバーのズレもそこまで気にならない程度だった。

本当はBTD600のセットを買えばもっと高品質な環境で動画編集できたのに(未練)。

タッチ操作で風切り音低減のオン・オフできたら最高

すでに書いたように、アプリのバージョン4.5.0.124995では操作内容の項目に風切り音低減のオン・オフの設定が見られる。

これよりも新しいバージョンだとこの設定項目が非表示なので、この記事を書いているバージョン4.7.1.129929時点ではバグ修正中だろうが、もし風切り音低減に対応したら激アツ展開。

屋内と屋外で最適なノイキャン設定をイヤホンだけで切り替えられたらマジで敵なしのイヤホンになる。早く対応してほしい。

SENNHEISER MTW4を使って感じた微妙な点

続いてはSENNHEISER MTW4を使って感じた微妙な点を書いていく。しかし、正直MTW4はクオリティが高すぎて弱点という弱点がないのが現実。マジそんたくん記事。

外音取り込みの初期不良が多めかも

もしかしたらだがMTW4は初期不良が多い可能性が浮上している。執筆者も静寂な空間で外音取り込みを使うとチリチリって音が聞こえるし、他の方もこの現象が起きているとのこと。

まあ静寂な空間じゃないと気づかないレベルなのでそこまで問題ないが、チリチリ音が悪化して故障となるとSENNHEISERの印象が悪くなりそう。様子見する。

3台目のデバイスの操作だけでマルチポイント切り替えができない

SENNHEISER MTW4は2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応しているが、3台目のデバイスを使うにはスマホやPCから接続解除して1台分の空きを作らないといけない。

最近のマルチポイント対応イヤホンなら3台目のデバイスでMTW4への接続処理をするだけで自動で1台目か2台目のデバイスの接続が解除されて3台目のデバイスに切り替わることが多い。

  • (1台目と2台目のデバイスにマルチポイント中)
  • 3台目のデバイスでMTW4の接続設定
  • 1台目もしくは2台目のデバイスとの接続が自動で切れる
  • 切れたデバイスの代わりに3台目のデバイスが接続

しかしSENNHEISER MTW4は一旦、1台目か2台目のデバイスの接続を解除しないと3台目に接続できない。

  • (1台目と2台目のデバイスにマルチポイント中)
  • 1台目か2台目のデバイスからMTW4を接続解除
  • 3台目のデバイスでMTW4の接続設定
  • 1台目もしくは2台目のデバイスとの接続が自動で切れる
  • 切れたデバイスの代わりに3台目のデバイスが接続

要するにMTW4はワンクッション挟まないといけない。これが面倒。ファームウェアアップデートで改善されそうだけど3台以上のデバイスでマルチポイントを切り替えたい人は注意。

ノイキャンは最高峰ではない

確かにノイキャン性能はSONY WF-1000XM5やBose QuietComfort Ultra Earbudsに劣るが、これを言ってしまうともう99%のイヤホンのノイキャンが弱いことになる。

点数で言えばSONYやBOSEが10点ならSENNHEISER MTW4は8点くらいのクオリティで、この水準のイヤホンはフラグシップクラスじゃないと存在しないレベル。

だから超絶強欲を言えばノイキャン性能も最高峰にしてほしかった。

現状、完全ワイヤレスイヤホンでは弱点なし

個人的にSENNHEISER MTW3の弱点だったノイキャンの弱さを今作のMTW4はしっかりと克服した。この結果、もう2024年初旬時点で最強の完全ワイヤレスイヤホンとなった。

その他の有名どころのイヤホンの弱点は以下。どれもそれなりに弱点があるのが現実。

で、結局ノイキャン重視なのでSONY WF-1000XM5を使い続けているわけだが、やっぱり弱点部分が気になって仕方がない。

そこで登場したのがSENNHEISER MTW4で、SONY WF-1000XM5の弱点をカバーしつつも音質が自分好み。

これからしばらくはSENNHEISER MTW4を使い続けるし、2024年のベストバイにも入ってくるだろうけど、心配なのが故障リスク。これはいろんなYouTuberやブロガーも言っているがマジで故障する。

執筆者も一度SENNHEISER MTW3が故障して修理に出した経験がある。無料だったから良かったものの、その間は別のイヤホンを使わざるを得ないのがキツい。

まだ購入してすぐだからどうなるかは不明だが、SENNHEISER MTW4は故障しやすさがどう改善されたのか見ものだ。

レビューまとめ

ということで最終的なSENNHEISER MTW4のレビューまとめが以下。マジで強すぎて怖い。今後、バッテリー故障などの不具合が出てくるかもしれないが、発売初期の時点では的なし。

良い点

  • トータルで圧倒的な完成度
  • MTW3からノイキャン性能が圧倒的に向上
  • 優秀な低遅延モードにも対応
  • タッチ操作で風切り音低減のオン・オフできたら最高

微妙な点

  • 外音取り込みの初期不良が多めかも
  • ノイキャンは最高峰ではない
  • 3台目のデバイスの操作だけでマルチポイント切り替えができない

音質からノイキャンから機能性まで全てが最強

今回は2024年のNo.1候補の完全ワイヤレスイヤホン「SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 4」をレビューした。前作のMOMENTUM True Wireless 3の時点でかなり高性能だったが、今回のMTW4でさらに磨きがかかった。

弱点だったノイキャン性能が向上してもうフラグシップ価格帯だと敵なし状態の最強イヤホンだ。

ネックなのが故障リスクと圧倒的な価格。MTW3は一年後くらいにセールで安くなることが多いので、MTW4もしばらく待ってセール価格で買うのが良いかもしれない。

執筆者は予約してでも買って良かった。満足度がレベチ。ただしBTD600は買えば良かった。

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  • この記事を書いた人

メガネ

Webエンジニア駆け出し。独学のPythonで天文学系の大学院を修了。常時金欠のガジェット好きでM2 Pro MacBook Pro(31万円) x Galaxy Z Fold5(25万円)使いの狂人。自己紹介と半生→変わって楽しいの繰り返しレビュー依頼など→お問い合わせ運営者情報、TwitterX@m_ten_pa、 YouTube@megatenpa、 Threads@megatenpa、 Instagram@megatenpa

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