こんな人にオススメ
骨伝導イヤホンなのに完全ワイヤレスイヤホンのBoCoってどうなの?
ということで、今回はBoCo PEACE TW-1をレビューする。PEACE TW-1は世界初の完全ワイヤレス骨伝導イヤホン。
骨伝導イヤホンって耳に引っ掛けるタイプが多いけど、PEACE TW-1は耳に挟み込むタイプ。完全ワイヤレスタイプだとXperia Ear Duoがあるけど高すぎる。
一方でPEACE TW-1だと1.5万円くらいで高いけど無理な金額じゃない。ということで購入したが、微妙な点が結構目立った。
コンセプトはいいんだけど、それ以外の部分で点数が下がった印象。新作が出ることを期待する。
Boco PEACE TW-1スペック
項目 | 性能 |
価格(Amazonで2022年2月19日時点) | ¥13,500-15,300 |
最大再生時間 | 最大5時間(本体のみ) 最大12時間(クレードル(ケース)込み) |
ANC | x |
外音取り込み機能 | x |
防水・防塵 | IPX7 |
イヤーピースの形状 | イヤーピースなし |
ワイヤレス充電(Qi) | x |
専用アプリ | x |
コーデック | SBC |
ドライバー | 10 mmダイナミックドライバー |
装着検知 | x |
操作変更 | x |
タッチ式かボタン式 | ボタン式 |
サイズ(本体) | 32 x 27 x 30 mm |
サイズ(クレードル) | 70 x 43 x 36 mm |
カラーリング | BLACK/WHITE LIGHT BLUE(※) SAKURA PINK(※) ※各色限定5000台 |
強み | 骨伝導なのに完全ワイヤレス 耳を塞がない 見た目が奇抜 音漏れが少ない |
操作方法
- 左
- 外側1回: 音量アップ
- 内側1回: 音量ダウン
- 外側2回: 割り当てなし
- 内側2回: 割り当てなし
- 外側長1秒押し: 電話受話/終話
- 内側長1秒押し: ペアリング
- 外側長2秒押し: 電源オン/オフ
- 内側長2秒押し: 割り当てなし
- 外側長5秒押し: 割り当てなし
- 内側長5秒押し: ペアリング履歴削除
- 右
- 外側1回: 曲の再生/一時停止
- 内側1回: 割り当てなし
- 外側2回: 次の曲/着信拒否
- 内側2回: 前の居屋
- 外側長1秒押し: 電話受話/終話
- 内側長1秒押し: 音声アシスタント
- 外側長2秒押し: 電源オン/オフ
- 内側長2秒押し: 割り当てなし
- 外側長5秒押し: 割り当てなし
- 内側長5秒押し: 割り当てなし
安物のイヤホンのようなパッケージ
まずはパッケージから。見た目は安物のイヤホンにありそうな感じの見た目。2022年2月時点では1.5万円なのでなかなか攻めたように感じる。
内容物は以下。
- PEACE TW-1本体
- 取扱説明書
- 保証書
- Type-A 2 Type-Cケーブル
- ご注意の紙
ご注意の紙には以下のような事が書かれている。
- 装着した時に耳が痛くなるかもしれんから位置調節してね
- 通話時にはボタン部分を前面にすると通話用ノイキャン効果がよく働くよ
- 使用後は充電してね
- クレードル(充電ケース)の残量が低下すると自動的にイヤホンの電源が入るよ
- 充電に異常があったらクレードルを充電してね
下から2つ目の部分は注意点。他の完全ワイヤレスイヤホンもそうだと思うけど、充電ケース(クレードル)の残量がなくなるとイヤホンがケースから外れた扱いになる。
その結果、デバイスと接続されてしまうということ。
奇抜なデザイン
デザインはかなり奇抜。PEACE TW-1は耳に挟むタイプのイヤホンなのでこの形状は仕方ない。取り付け方は取説の中に書かれている。
- 耳を軽く引っ張り固定
- アーチ部分を持って耳を挟むようにイヤホンを滑り込ませる
- 振動部(小さい方)が耳の前面にくるように調節
無理に引っ張らない限り、初見でもつけられそうな感じだ。ただ、手がかじかんでいると付けづらい。
操作は4つのボタン
BoCo PEACE TW-1はボタン操作対応のイヤホンでちょうど耳の下側にボタンが来る。
ボタンは左右で内側外側の2つずつ、合計4つついており、それぞれ以下の操作が可能。
ボタン | シングルクリック | ダブルクリック | 1秒長押し | 2秒長押し | 5秒長押し | |
L | 外側 | 音量アップ | 電話受話/終話 | 電源オン/オフ | ||
内側 | 音量ダウン | ペアリング | ペアリング履歴消去 | |||
R | 外側 | 曲の再生/停止 | 次の曲/着信拒否 | 電話受話/終話 | 電源オン/オフ | |
内側 | 前の曲 | 音声アシスタント |
謎に操作できない項目が多すぎる。なぜこんな仕様なのかわからん。
ただ、物理ボタンなので押し間違いが誤動作が少ないのは良い点だ。実際、タッチ式のイヤホンだと不意に触れてしまって誤動作してしまうことがあり、ストレスに感じる。
骨伝導なのに完全ワイヤレス
画像引用: 公式サイト
PEACE TW-1は骨伝導イヤホンなんだけど、完全ワイヤレスというかなりレアなイヤホン。骨伝導ってのは上の画像のような感じ。
骨伝導は鼓膜を介さず骨を通じて音の振動を聴覚神経に届ける技術。これにより、鼓膜の負担を抑えつつ、周囲の音を取り入れる事ができるとのこと。
実際、執筆者は数年前から骨伝導イヤホンを使用しているんだけど、耳が完全に解放されているから音が周囲の音がちゃんと聴こえるのに音楽も聴こえる。便利。
また、耳を塞がないからお風呂上がりにも重宝する。耳が湿ったままだとカビが生えるとか外耳炎になるとか言われているが、こういう時にも使える。
音質
高音がかなり強調されている印象。というよりむしろ低音が少ないと言った方がいいのか。
骨伝導系、開放型系はどうしても低音が抜けてしまうから仕方ないと思うけど、PEACE TW-1は特に顕著。
低音が抜けてしまうから結果的に高音が残り、高音が強いから耳に刺さる。
音量を上げると振動で低音を感じる
低音が抜けているんだけど、音量を上げると骨伝導でありがちなイヤホン本体の振動を感じることができる。
この振動がこそばいって意見もあるけど、逆に臨場感を醸し出してくれていると考えることもできる。
個人的にはこの振動が迫力ある音楽体験を出してくれているような気がする。
ノイキャン・外音取り込みはない
骨伝導タイプ+完全開放型なのでノイキャンや外音取り込み機能は搭載されていない。
そもそも骨伝導なのでノイキャンの搭載は無理だし、耳が完全に解放されているので外音取り込みを搭載する意味がない。
ということでこの点で残念がる必要がない。なお、完全に耳が解放されているタイプじゃない、開放型のイヤホンだとノイキャン対応モデルもある。HUAWEI FreeBuds3/4がその典型例。
アプリもない
BoCo PEACE TW-1は2019年の7月にクラウドファンディングで支援者を募り、翌年2020年の7月に一般販売された商品。
この時代はApple AirPods ProやSONY WF-1000XM3の時代で、ようやくノイキャンが普及して爆発的に完全ワイヤレスイヤホンが売れたとき。
そんな中でニッチな骨伝導 x 完全ワイヤレスなのでアプリがない。
アプリがなくてもいいけど、あった方がいい
もちろんアプリがなくてもペアリングや音楽視聴は可能。だが、アプリがあったが方がファームウェアアップデートで不具合修正や機能追加、イコライザの設定などが可能。
例えばJabra Elite 75tはファームウェアアップデートでノイキャンに対応したし、Nothing Ear (1)もファームウェアアップデートで音声アシスタントに対応した。
アプリに対応していると何かと便利なんだけど、発売時期が発売時期だから仕方ないと割り切る。
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【Jabra Elite 75tレビュー】今でも十分戦える高性能イヤホン
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-
【Nothing ear (1)レビュー】ライトな完成度、アップデートに期待
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良い点
ここからはBoCo PEACE TW-1を使って良かった点を述べていく。
耳を塞がなくていい
BoCo PEACE TW-1を購入した理由が耳を塞がなくてもいいっていう点。というのも、執筆者はお風呂上がりにYouTubeを観るんだが、服を着たりする作業と同時並行で観る。
なのでスマホのスピーカーで流すとスマホを持ち歩かないと音声が聴こえない。かといって通常のカナル型やインイヤー型のイヤホンだと耳を塞いでしまう。お風呂上がりだから耳の湿気を密閉してしまう。
一方でPEACE TW-1だと耳を塞がないので耳を乾かしつつ音を聴く事ができる。この点は良い。
ながら聴きの幅が広がる
画像引用: 公式サイト
さっきの続きだけど、お風呂上がりにYouTubeを視聴できないのはなんか寂しい。完全に依存している。
しかしPEACE TW-1だとお風呂上がりでも気兼ねなく使用できるので、ずっとYouTubeにハマれる。依存症。
使い分けが面倒って思うかもしれないけど、耳にカビが生えるとかどうとかなることに比べたら気にしないレベル。
音漏れが少ない
画像引用: 公式サイト
骨伝導イヤホンやPEACE TW-1のように耳に引っ掛けるambie sound earcuffsだと、音量を上げるとそこそこ音漏れする。
実際、PEACE TW-1の前に使っていた安物の骨伝導イヤホンだと音漏れがすごかった。多分2 mくらいの距離でも音が聴こえる。
一方で、PEACE TW-1だと音漏れが少ない。音量を最大にしても30 cmくらいまで近寄らないと部屋の雑音に紛れるくらい。音漏れを気にしているならこれが最適かも。
低音で震えるのが臨場感あり
音質のところで書いたけど、PEACE TW-1は音量を上げると低音部分でイヤホンが震える。これが臨場感や迫力を醸し出してくれている。
振動するとこそばいって感じる人もいるだろうしそういう意見もある。が、執筆者はそういうのを感じないから逆に振動が心地良い。
ただ、音量はそこそこ上げないといけないから必然的にうるさいし、耳に悪いような気もする。
充電ケースに入れておけばバッテリーの心配なし
通常の骨伝導イヤホンだと本体に直接ケーブルを挿して充電する必要がある。だが、 本体の充電を忘れていると使えない。当たり前。
そして執筆者は完全ワイヤレスイヤホンに慣れているせいか、充電を忘れて充電切れになっていることが数回ある。
しかし、PEACE TW-1だとイヤホンを充電ケースに入れるのでバッテリー切れの心配が少し緩和される。もちろんケースを充電しておかないと同じだが、ケースだけで12時間、猶予がたっぷりある。
奇抜な見た目
こんな形状のイヤホンって今までになかなかないだろうから見た目が奇抜。という事で話のネタになる。
執筆者は普段の服装で話のキッカケとなりそうなアイテムを散りばめている。メガネは某芸能人が雑誌で使用していたものだし、スニーカーもペイルトーンのもの。
PEACE TW-1は形状が奇抜だから話題が思い浮かばないって人の話題の1つとして機能するだろう。会話の流れは個人で頑張って作ってくれ。
完全ワイヤレスなので後頭部のケーブルがない
これは意外な盲点かもしれない。実は骨伝導イヤホンはその形状上、後頭部に位置するループ部分が硬めの素材でできている事が多い。なので、パーカー着用時や背もたれにもたれる際にその部分が邪魔をしてしまう。
この悩みは今までフワッと頭に思い浮かべていたんだけど、ブロガーのヒトデさんがYouTubeでこの悩みを打ち明けていて、確かにってなった。
PEACE TW-1だと完全ワイヤレスなのでそんな心配はない。横向きになることはできないけど、それは通常の骨伝導イヤホンでも同じ。
接続が早い
これは接続する機器に依存しやすいと思うけど、執筆者の環境だとケースがからイヤホンを取り出すだけですぐに接続される。
なのでペアリングを待つ必要がなくかなりシームレスに視聴する事が可能。
まあ、すぐにつながってしまうから再生中のものがすぐにPEACE TW-1で再生されてしまうというデメリットもあるが。
微妙な点
一方でPEACE TW-1には微妙な点もある。というより微妙な点が多い。
装着が面倒
まず完全ワイヤレスなので両耳にしっかり装着する必要がある。さらにPEACE TW-1は耳に挟み込むタイプなので両手で位置を調節しないといけない。
これが割と面倒。今までの通常の骨伝導イヤホンだとスッと耳にかけるだけだからすぐに装着できた。しかも左右がつながっているから一回で装着終了。
PEACE TW-1だと位置の調節も必要だから装着に手間取る。なお、外す時はちょっと引っ張ればすぐに取れる。
(上の画像の骨伝導イヤホンがAmazonでの取り扱いを終了していたので、その前に使っていたもの。)
高音が刺さりやすい
低音が抜けやすいことは既に上で書いたけど、残った高音が耳に刺さる。
慣れてしまえば気にならないけど、聴き始めの時は高音で耳が疲れる事があった。
こればっかりは骨伝導+開放型だから仕方ないと多少は割り切らないといけない。
効果音も高音が刺さる
ついでにボタンを押した時の効果音の高音も刺さる。アプリがないから効果音を消すこともできない(アプリがあっても効果音を消せないイヤホンも多々あるが)。
操作するたびに効果音が鳴るので毎回、耳に刺さる感覚がある。
音量を上げると音割れする
また、骨伝導なんだけどスピーカーがそこまで良いものじゃないのか、音量を上げると音割れしているようにも感じる。
そもそも骨伝導に良い音質を求めてはいけない気もするが、ちょっとでも音質が良い方がいいって人には向かない。難しい問題。
音量を上げるとこそばい
さらに音量を上げるとイヤホン自体が振動する。特に低音部分では震えてこそばい印象を持つ人も多いだろう。
幸い執筆者は気にならないからいいけど、振動に敏感な人は一回何処かで視聴するなどした方がいいだろう。
SBCのみ
ここも骨伝導と発売時期、完全ワイヤレスってところを考慮すると気にしない方がいいだろうが、BluetoothのコーデックがSBCまでしかない。
ただ、SBCだと音質だけじゃなくて遅延にも影響する。実際、動画視聴していると遅延が大きいよな印象を持つ。
なのでしっかりと視聴したいって場合には注意が必要。ながら聴きの場合は問題ない。
アプリなし
PEACE TW-1にはアプリが存在していない。イコライザやファームウェアアップデートに対応できない。ゲットしたその時点が最終形態。
最近のイヤホン、特にこの価格帯のイヤホンだとアプリ対応がデフォルトなのでその感覚で買ってしまうと残念に思うかもしれない。
執筆者は元から知っていたから大丈夫だったけど、やっぱりアプリに対応している方が使い勝手は良い。
できないボタンがもったいない
PEACE TW-1はボタン操作に対応しているんだけど、合計4つのボタンの操作を持て余しているのが勿体無い。
特に右の内側ボタンの1回押しに何も割り当てられていないのが謎。どうせなら再生停止とかその他の機能を搭載してもいいと思う。
誤操作防止だと思うけど、持て余すのが謎。
音量操作の連打の反応が遅い
ボタン操作で音量調節できるんだけど、その反応が遅い。一回押すと「ポッ」って音がしてから一瞬待ってからもう一度押さないと反映されない。
なのですぐに音量を上げたいって時に手間取る。シングルクリックとダブルクリックとの判定のために遅延を入れているんだろうけど、そもそも左にダブルクリックは存在しない。謎。
操作音が邪魔
音量調節の「ポッ」て音は気にならない。がペアリング解除や最大音量に達した時の効果音・アナウンスの音量がデカい。
いちいち爆音で鳴らさなくても音量調節くらいの音量でいいと思う。気づかせるためだろうけどいらん。
ケースがでかい
イヤホンの構造上、仕方ないけどケースがでかい。ポケットに入るっちゃ入るけど、デニムパンツだと厳しい。
そうなるとバッグに入れることになるけど、どうやら移動中にイヤホンが充電端子からズレて勝手に接続されるらしい。
執筆者は家用として使用しているのでそんなことは起きないが、持ち運ぶときはこの点に注意。
ワイヤレス充電なし
発売時期が時期だから仕方ないが、ワイヤレス充電非対応。なのでいちいちケーブルを挿して充電する必要があるl。
個人的に完全ワイヤレスイヤホンを購入するための1つの条件がワイヤレス充電なので、骨伝導というような付加機能がなかったら買うことはない。
これは2021年に色んなYouTuberがおすすめしていた、Technics EAH-AZ60はノイキャンなどの性能はピカイチだけどワイヤレス充電がなかった。なので買わなかった。
クレードル=充電ケースが分かりにくい
PEACE TW-1では充電ケース=クレードルって認識だけど、これがわかりにくい。クレードルの意味はどうやら携帯電話などのスタンド機器のこと。なぜこの名前にしたのか。
クレードルへ収納する際の角度がシビア
PEACE TW-1をクレードルに収納する際の角度が結構シビア。通常の完全ワイヤレスイヤホンだと磁石でそのまま入れたらいいだけだから簡単。
一方でPEACE TW-1だと挟み込むタイプなので左右のどちらもうまいこと収納する必要がある。この角度が難しい。
小さい方を基準にクレードルに収めることで失敗が少なく収納する事ができる。が、いちいち考えるのが面倒。
ケーブルの出力に種類がある?
執筆者はこの状況になっていないんだけど、どうやら高出力のケーブルだとできない事があるっぽい。
執筆者は90 Wの出力で充電しているが、今のところ充電できている。何が問題なのかわからんが、充電できないって思ったら一旦、低出力の充電アダプタを試してほしい。
別デバイスへの切り替えに難あり
PEACE TW-1はマルチポイントに対応していない。なので別のデバイスにいちいち切り替えないといけないんだけど、これが面倒。
最近のイヤホンだと接続の切り替え先のデバイスでイヤホン接続ボタンを押せば自動で切り替わってくれるんだけど、PEACE TW-1はこれが無理。
元の機器でペアリングを解除してから新しい方に接続する必要がある 。面倒。
しかもいつまで経っても接続されないってこともあった。いつの間にか直ったが、その時はペアリングの登録を削除したりと面倒だった。不安定。
勝手に電話しているとみなされる
Macと接続中に勝手に電話していることになり、勝手にコールエンディッドとアナウンスが流れる。YouTubeの動画の読み込み待ちになった時に起こる事が多い。
執筆者宅はネット環境が悪いのでYouTubeが止まる事があるんだけど、その際に「ピーッ コールエンディッド」って爆音で流れる。ウザい。
マスクと干渉しやすい
画像引用: 公式サイト
執筆者は家用としてPEACE TW-1を使うから問題ないが、以下の記事でも書いたようにマスクとの相性が最悪。
耳の後ろにくる大きい方がマスクに引っかかってマスクを取りづらい。
マスクの紐を上手いこと大回りして外す必要がある。面倒。
耳が痛くなる
そのままにしておいたら気にならないが、位置の調節や何かに引っかかってずれた時に突然、耳が痛くなる事がある。
耳に挟み込むタイプだから耳を圧迫しているんだろう。幸い、引っ掛けるだけだからいい感じの位置を自分で見つけて調節する事が可能。
ここら辺は構造の進化を期待。
接続中のLEDが邪魔
接続中にLEDがピカピカ光る。ウザすぎる。安物のイヤホンでよくあるやつ。
昼間は気にならないが、夜になると謎に耳にクラブができる。そこまで派手ではないが。
アプリがないからこのランプを消す事ができない。邪魔。
コンセプトと操作性はいいけどそれ以外はまだまだ
ということで、今回は完全ワイヤレスタイプの骨伝導イヤホンPEACE TW-1をレビューした。とりあえず現状はこれで満足しているから使い続ける。
骨伝導イヤホンなのに完全ワイヤレスという新たな切り口ってのは高評価。だが、それ以外の部分で低評価が多くつくので総合点は低め。
コンセプトとしてはかなり面白いし実用的なので構造的なところやソフトウェアの部分を強化した新作に期待したい。
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