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完全ワイヤレスイヤホン(TWS)

【Jabra Elite 75tレビュー】今でも十分戦える高性能イヤホン

2021年4月12日

こんな人にオススメ

AmazonのセールのたびにJabra Elite 75tが安くなってメディアで取り上げられるけど実際どうなの?

型落ちっぽいけど今でも通用する性能なの?

ということで、今回はJabraのコスパ最強(になった)モデル「Jabra Elite 75t」をレビューする。型落ちモデルなので価格がかなり下がっているが、全体的な満足度は非常に高いというコスパ最強機種。

発売は2019年でApple AirPods Proと同時期。この記事を書いている2022年だと上位の85tや亜種の7 Proなどが発売されているが、それでも75tは2022年でも十分戦える。

Jabra Elite 85tと7 Activeについてはレビュー済み。

【Jabra Elite 85tレビュー】ノイキャン・音質・操作性どれも優等生なバランサー

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【Jabra Elite 7 Activeレビュー】フィット感が最高、ノイキャンはいらんから風切り音低減を

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完全ワイヤレスイヤホンは今や有象無象から高級路線まで幅広くて選ぶのに困る。そんな時にはJabra Elite 75tを購入検討してもいいだろう。

本記事で解説しているアプリのバージョンは2.0.0。

 

また、YouTubeでもJabra Elite 75tのレビューを行なっている。こちらではもっとカジュアルに紹介している。合わせてご覧いただきたい。

運営者のメガネです。YouTubeTwitterInstagram、自己紹介はこちら、お問い合わせはこちらから。

運営者メガネ

Jabra Elite 75tとActive 75tスペック

項目 Jabra Elite 75t Jabra Elite Active 75t
価格
(Amazonで2022年9月2日時点)
¥15,000くらい ¥17,000くらい
最大再生時間 最長5.5時間(イヤホン本体・ANCオン)
最長24時間(ケース込み・ANCオン)
最長7.5時間(イヤホン本体・ANCオフ)
最長28時間(ケース込み・ANCオフ)
最長5.5時間(イヤホン本体・ANCオン)
最長24時間(ケース込み・ANCオン)
最長7.5時間(イヤホン本体・ANCオフ)
最長28時間(ケース込み・ANCオフ)
ANC
外音取り込み機能
防水・防塵 IP55 IP57
イヤーピースの形状 円形 円形
ワイヤレス充電(Qi)
専用アプリ
コーデック SBC、AAC SBC、AAC
ドライバー 6 mmダイナミックドライバー 6 mmダイナミックドライバー
装着検知
マルチポイント
風切り音低減 x x
操作変更 1, 2, 3回押し 1, 2, 3回押し
タッチ式かボタン式 ボタン式 ボタン式
強み 低価格
強力なノイキャン
キレイな外音取り込み機能
外音取り込みの強度変更可能
ワイヤレス充電対応
マルチポイント対応
コンパクト
低価格
強力なノイキャン
キレイな外音取り込み機能
外音取り込みの強度変更可能
ワイヤレス充電対応
マルチポイント対応
コンパクト
特殊ラバーコーティング
IP57の高めの防水・防塵

操作方法

  • 左右1回、2回、3回押し
    • 機能なし
    • 再生・一時停止
    • 次の曲
    • 前の曲
    • 音声アシスタント
    • サウンドモード(ANC/外音取り込み/通常)
  • 右長押し
    • 音量アップし続ける
  • 左長押し
    • 音量ダウンし続ける

シンプルな同梱物

Jabra Elite 75tの外箱にイヤホンとその他の性能などが書かれている。今回レビューするのはワイヤレス充電対応モデルなので、箱の右上にワイヤレス充電対応ということが記載されている。

同梱物は以下。かなりシンプルだ。

  • Jabra Elite 75t本体
  • USB Type-A 2 Type-Cケーブル
  • イヤーピース
  • 保証書
  • ウェルカムカード(裏面にアプリの案内)

パワフルで重低音な音質

Jabraのイヤホンはどれも低音重視だがJabra Elite 75tはその中でもとりわけ低音が強調されている。元気のある低音。聴いていて気持ち良い。

音量を上げてイコライザで低音を持ち上げると、もはや脳が震えるような感覚になるくらいの低音。これは素晴らしい。

もちろん低音がキツいと感じるならイコライザで下げることも可能。パンチのある低音を楽しみたいならJabra Elite 75tはおすすめ。

かなり強力なノイキャン

Jabra Elite 75tはソフトウェアアップデートでノイキャンに対応したけど、その強度はかなり高い。そこらへんのイヤホンよりも普通にノイキャンが効く。

低音の音はかなり消してくれるので、家での作業だと空調や洗濯機の音をかなり軽減してくれる。一方で人の話し声や洗濯機の洗濯終了のビープ音などの高音寄りの音は割と聴こえる。

それでもこの価格と音質や利便性でここまでのノイキャンはかなり高評価。

キレイめな外音取り込み機能

Jabra Elite 75tには外音取り込み機能が搭載されているが、これがかなりキレイ。普通に耳で聴いているかのような音に近い。

外音取り込み機能の状態でそのままレジでの対応も可能だし会話も可能。実際、執筆者も大学院の研究室で外音取り込みの状態で会話していた。

外音取り込みは次で紹介するアプリを使って強度を変更する事ができる。音が大きすぎると感じる場合は強度を下げることをおすすめする。

機能が充実しているアプリ

Jabra Sound+

Jabra Sound+

GN Audio AS無料posted withアプリーチ

Jabra Elite 75tはアプリ「Jabra Sound+」でいろいろな機能を使用する事ができる。なお、Jabra Elite 85tなどの他のJabraイヤホンもこのアプリを使用できる。

ホーム画面ですぐに操作可能

「Jabra Sound+」では初期のホーム画面で音系の操作が可能。ノイキャンなどの変更や環境音を流せるサウンドスケープ、イコライザの設定が可能。

すぐに操作できるので直感的でわかりやすい。

ウィジェットの並び替えが可能

で、これらのサウンドモードや音楽プリセットはウィジェットとしてそれぞれ順番を変えたり表示・非表示の変更が可能。ありがたい。

よく使う機能は上に持っていって、使わない機能は非表示にする事ができるので、自分好みにアプリをカスタムする事ができる。

サウンドモードでノイキャンとかの切り替え

「サウンドモード」ではノイキャン系の機能の切り替えが可能。オフはいわゆる通常モード。ノイキャンや外音取り込みがついていない状態。

Jabra Elite 75tでは外音取り込み機能で強度の変更が可能。ノイキャンは強度の変更はできない。

なお、Jabra Elite 85tでは強度の変更が可能。85tはフラグシップであり上位機種なので85tの方が高機能。下の画像が85tのもの。ノイキャンの強度を変更できる。

サウンドスケープで環境音を流す

「サウンドスケープ」はいわゆる環境音。音楽アプリやYouTubeなどで音を探す手間をなくせるし通信量も気にしなくていい。

ノイズ系と自然音がある。個人的には海の波か雨の日が単調で心地よい。作業中や就寝前に使用するといいだろう。

プリセットで手軽に音を変更

「音楽プリセット」は予め作られた音をすぐに切り替える事ができる機能。いわゆるイコライザ。

初期状態だと上6つから選択可能だが、右上の「+」から自分好みのイコライザを作成して登録する事が可能。上の画像でいう「HIGH」「Bass」がそう。大文字と小文字が気になる。

プリセットの登録は上の画像のように5帯域から選択可能で、それぞれの帯域の強度を変更して保存すると次で紹介するイコライザの画面に反映される。

イコライザで自分好みに音を変更

登録したイコライザは「音楽用イコライザ」のウィジェットに反映される。この状態でもイコライザを変更する事が可能。

今使っている時だけちょっとイコライザをいじりたい時に便利。なお、右上の丸い矢印を押すとフラットな「ニュートラル」に戻る。

モーメント登録ですぐに設定を切り替え

なお、ノイキャン系やサウンドスケープ、イコライザは「モーメント」として登録可能。

登録しておくとモーメントを選択するだけで設定内容が反映される。なので、電車内ではノイキャンかつフラットな音質という設定に瞬時に切り替えられる。

なお、この機能は後継機の「Jabra Elite 7 Active」では廃止されている。あまり人気がなかったのか。執筆者も使用していない。

【Jabra Elite 7 Activeレビュー】フィット感が最高、ノイキャンはいらんから風切り音低減を

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設定画面から細かい設定が可能

ホーム画面の右上の歯車マークから細かい設定が可能。できる設定は以下。

  • ファームウェアのバージョン確認
  • 外音取り込み時の音楽再生の有無
  • 通話時の側音などの設定
  • 自動電源オフの時間設定
  • ガイダンス(効果音)の音声の有無
  • ノイキャン・音質のパーソナライズ
  • ボタン操作変更
  • ガイダンスの言語変更
  • 探す機能
  • 製品登録
  • マニュアル関連

次より各項目について解説していく

外音取り込み時にミュートにするか選べる

まずは「ヘッドセット設定」の項目から。ここではJabra Elite 75tを使用する際の補助的な設定が可能。

一番上の「オーディオ体験」では装着検知や外音取り込み時のミュート設定、パーソナライズした音質のオンオフを設定可能。

「HearThrough」が外音取り込みに該当する。外音取り込み時にそのまま音を流すがミュートにするかを選択できる。

しかし、ミュートにしても再生が止まるわけではないので注意。バックグラウンド再生として裏で再生し続けるので、コンテンツを聴き逃すというデメリットが生じる。

個人的にはこれらに加えて外音取り込み時に一時停止ができる機能が欲しい。そうすると外音取り込みしたら自動で再生が停止し、コンテンツの聴き逃しを防げる。

通話時にミュートや外音取り込みにするか選べる

「通話体験」の項目おでは通話時の設定を変更できる。普段、通話しない執筆者はほとんど設定していない。

側音はいわゆる外音取り込み機能のこと。通話時に自分の声を聴きたいというニーズに合わせている。

オフモードがいらないなら削除

最後の「ヘッドセット設定」ではノイキャン系のモードの種類の変更や自動電源オフの時間の設定、そして次で紹介するガイダンス(効果音)の有無の設定が可能。

サウンドモードでは個人的にはオフ状態は使わないから、「HearThroughとANC」で外音取り込みとノイキャンだけの設定にしている。

そして下手にバッテリーの消耗はしたくないので、音楽を再生していない状態で15分経過したら自動的にイヤホンの電源を落とすようにしている。

ガイダンス(効果音)を消せる

ヘッドセット設定の最後の「ヘッドセットのフィードバック」で最高な機能「ヘッドセットのガイダンスを無しにする」って事ができる。これが最高。

ここは賛否が分かれるが、個人的にはノイキャン系の操作のたびに「HearThrough」「ANC」って声はいらない。だって操作したらわかるから。

これのオンオフを変更できるのは高機能。なお、イヤホン起動音や接続時の音は消せないので注意が必要。

ノイキャンの強度をパーソナライズ

続いてのパーソナライズ設定では自分好みにイヤホンをカスタムする事が可能。パーソナライズではノイキャンや音質、ボタン操作にガイダンスの言語設定が可能。

ここではノイキャンのパーソナライズを解説する。

これは自分でバーを動かしてノイキャンの強度を調節する機能。上下に動かすことで強度が変わり左右に動かすことで左右それぞれの強度を変えることができる。

Jabra Elite 85tでは自動で最適化してくれたが、Jabra Elite 75tは手動。

Jabra Elite 85tの場合はイヤホンをしたままボーッとしておくだけで自動で音が流れて音質やフィット感まで測定してくれた。さすがフラグシップ。

【Jabra Elite 85tレビュー】ノイキャン・音質・操作性どれも優等生なバランサー

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音質をパーソナライズ

また、音質のパーソナライズも可能。こちらは聴覚テストのように左右の音で聞こえたらタップという操作を繰り返す。

これで自分に合った音質に変更する事ができる。この設定はさっきのヘッドセット設定でオンオフの切り替えが可能。

もちろんイコライザで音質を変更することも可能。

ボタン操作の変更は自由度が高い

そしてこの機能がかなり熱いんだけど、ボタン操作の変更の自由度が高い。Jabra Elite 75tでは1, 2, 3回押しの操作変更が可能。

しかも、最近よくある「ノイキャン系はこのセット」「音量系はこのセット」というようにセットで選ぶタイプではなく、1操作ごとに選べる。便利。

ボタン操作の変更は「音楽再生」「着信時」「通話時」の3種類でそれぞれ変更可能。自分好みにできるのはポイント高い。






左右で同じ操作を割り当てることもできるし、1回と2回を同じ操作にすることも可能。自由度は割と高い。

音声ガイダンスの言語は6種類

音声ガイダンスはドイツ語、英語、フランス語、中国語、日本語、韓国語の合計6言語から選択可能。個人的には日本語はカタコトで機械音っぽいので英語にしている。

なお、言語の変更はバッテリーが50%以上必要で、変更するには数十分ほど時間が必要な場合があるので注意が必要。

探す機能搭載

探す機能については押すと地図が出てきて、接続された位置を表示してくれる。ここは個人情報の宝庫になるから画像はお見せしないが、アプリのインストールページからイメージがわかるだろう。

ただし、イヤホン本体にGPSが搭載されているわけではないので、イヤホンだけを無くしてしまうともうどうすることもできない。

Jabra Elite 75tを使って感じた良い点

ここからはJabra Elite 75tの良い点を 挙げていく。

重低音が気持ち良い

Jabra Elite 75tはとにかく重低音が気持ち良い。上位のJabra Elite 85tよりも低音が効いていてテンションが上がる曲にピッタリ。

イコライザを使用して低音を持ち上げると脳が震えるくらいまで低音を増やせる。

深みのある感じじゃなくて元気な低音なので、スポーツや運動、作業前に聴くのに最適な音作りが可能。

本体だけでかなりの遮音性

Jabra Elite 75tにはノイキャンが搭載されているんだけど、そもそもの遮音性がかなり高い。

もちろんノイキャンがある方がノイズは消せるが、本体だけでもある程度のノイズを消せる。なのでバッテリーを節約したい時はノイキャンをオフにした状態でも十分実用的。

高いノイキャン性能

当初Jabra Elite 75tにはノイキャンはついていなかった。外音取り込みだけ。しかし、ソフトウェアアップデートでノイキャンに対応。

で、このノイキャンがかなり強力。後付けとは思えないくらいノイズをキャンセルしてくれる。

といってもノイキャン最強クラスのSONY WF-1000XM4や上位のJabra Elite 85tに比べると全体的に強さは負ける。特に高音が。

WF-1000XM4とJabra Elite 85tについては以下の記事でレビューしている。

【SONY WF-1000XM4レビュー】神とゴミのハーフ&ハーフ

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【Jabra Elite 85tレビュー】ノイキャン・音質・操作性どれも優等生なバランサー

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低音はある程度掻き消してくれるが、人の声などちょっと高い音(中音くらい)からはあまり消してくれない印象。

しかし、下手に格安のノイキャン対応のイヤホンを購入するよりもJabra Elite 75tの方がその他の性能も高いのでおすすめ。

型落ちってのはあるけど、そこを気にしないのであれば価格がかなり安くなっているので買い時。なお、在庫が尽きそうなので欲しい人はお早めに。

キレイな外音取り込み機能

Jabra Elite 75tには外音取り込みも搭載しているが、この精度が抜群。正直、上位のJabra Elite 85tよりもバランスが良いと感じる時も多々ある。

普段の会話も外音取り込みで可能だし、スーパーなどのレジも外音取り込みで対応可能。人の声をちゃんと聞くことができる。

また、外音取り込みの強度を調節で自分好みの音量にすることができるのも魅力的。

オフの操作を無しにできる

Jabra Elite 75tでは「オフ」「外音取り込み」「ノイキャン」のセットだけでなく、「外音取り込み」「ノイキャン」のセットを選ぶことも可能。

オフのモードを使用する場面はバッテリーの節約などがあるが、そもそもそこまで長時間使用する事がないし、使用する予定があるなら他のイヤホンを持てばいい。

なので、普段使いする外音取り込みとノイキャンだけのセットにできるのは大きなメリット。

マルチポイントが楽すぎる

 

Jabra Elite 75tが発売された直後に話題になったのがこのマルチポイント。当時はAirPods Proと時期が同じだが、接続性を比較してどっちを選ぶかという議論がなされくらい。すごい。

マルチポイントってのは複数のデバイス(スマホとPCなど)に同時に接続する機能のこと。いちいち接続を切り替える必要がない。なぜならすでに同時に接続しているから。

例えば作業中はPCでBGMを流し、休憩中はスマホでYouTubeを観る。この時にPC側で再生を停止してからスマホから流せばYouTubeが流れる。楽すぎる。

スマホでBGMを流せば解決って声があるかもしれないが、作業中のスマホは良くないらしい。もちろん休憩中のスマホもよくないんだが。

操作変更の自由度が高い

最近はさまざまな完全ワイヤレスイヤホンが登場してその性能は日々、成長している。しかし、操作性が悪いイヤホンもまだまだ存在している。

例えば1回タップは強制無効で2回タップは固定、3回タップだけ変更可能など。ダルすぎる。

Jabra Elite 75tは長押しは音量調節で固定されているが、1, 2, 3回押しの操作を変更できる。ノイキャン系から音量調節、曲送り系など一通りのことができるので満足。

自分好みにイヤホンをカスタムできるのはかなり魅力的だ。

ワイヤレス充電対応

Jabra Elite 75tにはワイヤレス充電対応モデルと非対応モデルの2種類が存在。執筆者は対応モデルを使用。このワイヤレス充電がかなり便利。

ワイヤレス充電に対応していると、いちいちケーブルを挿して充電して抜いて持ち歩く手間がなくなる。シームレスになる。

ワイヤレス充電には専用の充電器(充電パッド)が必要になるんだけど、おすすめは「Anker PowerWave 10 Pad」。平たいタイプのワイヤレス充電器。

Amazonセールで価格が下がりやすく、シンプルな見た目で使い勝手も申し分ない。欠点は素材がラバーっぽくてホコリが目立つこと。それでも重宝している。

で、ワイヤレス充電パッドを用意できたら、帰宅時にそこにJabra Elite 75tを置くだけ。自動で充電され、充電が完了したら別の場所に置いたらいいだけ。楽すぎる。

このワイヤレス充電に出会ってから、非対応モデルを購入するのを躊躇うようになった。イヤホンは音質だけではない。利便性も重要。

IP55の防水防塵対応

IP55ってのはIP5Xの防塵性能とIPX5の防水性能のこと。防塵性能はMAXで6、防水性能はMAXで8。IP55は「粉塵からの保護」かつ「あらゆる方向からの水の直接的な噴流も耐えられる」という意味。

防水性能がIPX5なのは割と多いが、IP5Xと防塵性能も併せ持っているイヤホンはまだまだ少ない。よりアクティブに運動する方にはおすすめ。

防水に関するよくある勘違いは、海水や入浴剤入りのお風呂は大丈夫じゃないこと。基本的には常温の真水でテストしているから変に期待しないことが重要。

操作音を消せる

ここは賛否が分かれる部分だけど、個人的には操作するたびに「ANCオン」とかの操作音はいらない派。だってノイキャンにしたら音でわかるから。

しかも操作音があるとその瞬間はコンテンツの音と被ってコンテンツを聴く事ができない。それはダルい。

しかし、Jabra Elite 75tでは操作音を消す事が可能。なので、操作音が欲しい人はそのままにして、いらない人は消せる。選択の自由を与えてくれるのはありがたい。

コンパクトなサイズ感

見た目からもわかるんだけど、Jabra Elite 75tはケースがかなりコンパクト。これくらいならポケットに入れてもそこまで違和感がない。

また、イヤホン本体もかなり小型。人によったら耳からはみ出るのが嫌な人もいるからそこは高評価。

イヤホンが耳からはみ出ることの弊害は見た目の問題の他に、後でも書くけど風切り音の影響もある。はみ出すぎると風切り音が大きくなる。

なお、以下の記事で上位機種であるJabra Elite 85tとの比較を行なっている。

Jabra Elite 75tを使って感じた微妙な点

続いてはJabra Elite 75tの微妙な点を書いていく。性能が良いと言っても型落ちなので、最新機種のように高機能とはいかない。

ノイキャンの強度変更ができない

Jabra Elite 75tはソフトウェアでノイキャンに対応した珍しいイヤホン。で、そのノイキャンが強力なのは既に書いたけど、その強度は変更できない。

上位のJabra Elite 85tではノイキャンの強度を変更することが可能。Jabra Elite 85tはフラグシップだから仕方ないっちゃ仕方ない。

外音取り込みは強度を変更できるから期待していると落ち込むことになる。

接続後は必ずオフ状態になる

実はJabra Elite 75tはイヤホンを接続した直後は、前回ノイキャンなどに接続していても必ずオフ(ノイキャン・外音取り込みオフ)になる。これが地味に面倒。

というのも、個人的には起動した時点で既にノイキャン状態にしてほしいから。基本ノイキャンでの運用なので、いちいちオフからノイキャンに切り替えるのが面倒。

また、Jabra Elite 75tはオフ→外音取り込み→ノイキャンの順番に切り替わるので、起動するたびに外音取り込みを挟む必要がある。もちろんアプリからならすぐにノイキャンに切り替えられる。

外音取り込み時のミュートでは裏で再生される

アプリ側から外音取り込みじにミュートする機能があるが、この機能では再生が停止されるわけではない。バックグラウンドでは再生され続ける。

そうするとコンテンツを聴き逃す原因になる。なので結局は再生停止と外音取り込みの2つの操作をしないといけない。ミュート機能の存在価値がわからない。

風切り音低減機能はついていない

最近の完全ワイヤレスイヤホンには風切り音低減機能が搭載されていることが多い。風切り音とはイヤホンに風が当たることで起きるノイズのこと。特に外音を取り込んで解析するノイキャン使用時によく起きる。

Jabra Elite 75tはこの風切り音を低減する(抑制する)機能はついていない。そもそも発売された2019年の時点でそこまで問題視されていなかったと思う。

イヤホン本体が小さいから風切り音がそこまで気にならない。ただ、実際にスポーツ用途として使用するならこの機能があったほうがノイズは軽減される。

耳の奥まで入れるから耳が痛くなりやすい

Jabra Elite 75tは耳に引っ掛けるようなタイプではなく、耳の奥までしっかり入れて密閉し音を遮音するタイプのイヤホン。なので、長時間つけていると耳が痛くなりやすい。

実際に数時間つけていると耳が痛くなる時があった。個人差があるだろうし装着の仕方も関連してくるが、ここは注意点。

なお、イヤーピースを交換すると解消できるかもしれないが、Jabra Elite 75tは背の低いイヤーピースを採用しているから替えが利きにくい。

イヤーピースが低すぎる

上で書いたようにJabra Elite 75tはイヤーピースが低いタイプを採用している。このおかげでコンパクトさを実現できているが、高さの関係で市場に出ているイヤーピースでは替えが利きにくい。

イヤーピースを変更することで音質や遮音性、装着感を変えることができるから、この点はデメリットと感じるだろう。

なお、高さのあるイヤーピースを選んでしまうとケースにしまえなくなるので注意。この状態だとフタが閉まらず充電されなかったり接続されたままになる。

長押しの操作変更はできない

Jabraのイヤホンは操作変更の自由度が魅力的。かつては操作変更が一番できると言っても過言ではないほどだった。しかし時代は進み今では操作変更の自由度が高い機種が増えてきた。

Jabra Elite 75tを含めJabraのイヤホンは1, 2, 3回タップの操作変更ができる。しかし、長押しは音量調節系で固定。右長押しで音量アップ、左長押しで音量ダウン。どちらも押し続けている限り継続される。

人に寄れば長押しをノイキャン系にしたいって人もいるだろう。しかし、そもそも操作変更の画面で長押しは選択できないので固定。残念ポイント。

マルチポイントが途切れやすい時がある

これは使っているデバイスの影響をモロに受ける問題ではあるが、マルチポイントが途切れやすいタイミングがある。

Bluetoothキーボードでキー入力しているタイミングで音がブチブチ途切れる時がある。また、たまに割と大きな音でブチって音も聴こえる。ビビる。

まあそもそも執筆者の場合のデバイスの接続は以下。接続しすぎなのも問題だろう。

  • PC: M1 MacBook Pro
    • マウス: Logicool MX ERGO / MX Master 3 for Max
    • キーボード: Keychron K8
    • トラックパッド: Apple Magic Trackpad
    • イヤホン: Jabra Elite 75t
  • スマホ: Redmi Note 10 Pro
    • スマートウォッチ: HUAWEI Watch GT2
    • イヤホン: Jabra Elite 75t

マルチポイント中に途切れやすい場合は使っていない方のデバイスでJabra Elite 75tの接続を解除すると良くなる。

しかし、こうするとマルチポイントの良さがなくなる。困ったもの。

最適解はおそらく新しいデバイスに乗り換えることだろう。スマホが古いとBluetooth規格が古い時があるから。

マルチポイントの優先順位がわからん

マルチポイントってのは複数のデバイスに同時に接続する機能。かなり便利なんだけど、一時停止した状態で再生すると意図しない方から再生されることがある。

例えばスマホとPCでマルチポイントしている時の状況を想定する。以下の感じ。

  1. Jabra Elite 75tをケースから取り出し
  2. スマホに接続
  3. PCでマルチポイント接続
  4. スマホでYouTubeを再生し、その後に一時停止
  5. PC側でYouTubeを再生し、一時停止
  6. 無音の状態で音楽再生以外の何か他の作業を行う
  7. Jabra Elite 75tで再生
  8. スマホからYouTubeが流れる

最新のものから流れるとしたらYouTubeから流れるのが妥当。先に接続したスマホが優先されるなら話はわかる。しかし、PCから再生される時もある。よくわからん。

なので、マルチポイント使用時にはイヤホンから再生せずに接続先のデバイスから再生するのが得策。

Macでマルチポイント再生すると勝手にApple Musicが起動

そしてこれはMac限定だが、以下の状況でJabra Elite 75t側から再生するとMacのApple Musicが勝手に起動される。スマホで再生したいのに勝手に起動するから邪魔。

  1. スマホとMacをマルチポイント接続
  2. Mac側では何も再生しない
  3. スマホ側では一時停止の状態
  4. Jabra Elite 75tで再生の操作
  5. MacでApple Musicが起動
  6. 延々とYouTubeが再生できない

何回操作してもYouTubeが再生されないって時はこれを疑った方がいい。勝手に起動されて契約しませんかって出るのがうざすぎる。

なお、これは音声アシスタントでも起きる。執筆者はAndroidユーザーでGoogleアシスタントメイン。本来はGoogleアシスタントを使いたいが、勝手にMac側のSiriが起動する。

ここら辺のマルチポイントの挙動がわからん。

Mac側のマルチポイントが勝手に切られる

マルチポイント関連が続くが、Macで再生→一時停止したのちにスマホから再生するともちろんスマホの音源が再生される。これはいい。

しかし、その後に何度かMacとの接続を切られて再接続というのと繰り返す。この時に接続音が強制的に入るから、接続解除→再接続→接続解除→再接続のたびに「プロロロ」って音が流れる。これがウザい。

しばらくすると勝手に切られることがなくなり安定するが、この不具合らしきものが気になる。

なお、接続解除は上位機種のJabra Elite 85tでも発生する。Jabraイヤホンはマルチポイントに弱いのかもしれない。

【Jabra Elite 85tレビュー】ノイキャン・音質・操作性どれも優等生なバランサー

続きを見る

と思っていたら実は75t, 85tはPCへの接続をサポートしているわけではないとの記事が出てきた。

実際にJabra Elite 85tのサイトで確認しても「Mobile device (モバイルデバイス)」をサポートしている旨しか書かれていない。

表の下の方の「以下に接続可能」の欄に「Mobile device (モバイルデバイス) 」とある

ただ、75tのサイトだとこの表の部分が表示されない(2022年8月28日時点)。最近の機種だけ最適化しているのだろうか。

マルチポイントでスマホ2台に接続する人よりもスマホとPCに接続する人が多いだろうから、あらかじめ周知しておくか初めからサポートしておくかしてほしかった。

まあ使えないことはないので我慢して使う。というよりマルチポイントの不具合は他のイヤホンでも起きるから時代が追いついていないだけかもしれない。

勝手に再起動される

これは結構ダルいんだけど、使用していると勝手にJabra Elite 75tが再起動する。もちろん再生は止まるし接続も切れる。

初めは電話がかかってきたのかと思うが、しばらくすると起動時の音が流れてデバイスに接続される。時間的には5秒くらいだけどここはデメリット。

ワイヤレス充電の位置決めがシビア

Jabra Elite 75tはケースがかなりコンパクト。そこは良いんだけど、縦長タイプのケースなのでワイヤレス充電器の位置決めが結構シビア。

平たい形状なら適当に置いても充電されるけど、縦長なのでちゃんと中心に置かないとそもそも充電されないってことが多々ある。

適当に置くなよって話だけど、ワイヤレス充電のメリットはその楽チンさ。大雑把な人にはデメリットに感じるだろう。

なお、執筆者も使っているワイヤレス充電器Anker PowerWave 10 Padだとパッドの中心にANKERのロゴがあるから、このロゴの真上にイヤホンを置くようにすればいい。わかりやすい。

Jabra Elite 75tレビューまとめ

最終的なJabra Elite 75tのレビューまとめは以下。

2019年発売の型落ちイヤホンであるが、その性能は執筆している2022年の時点でも十分に戦える性能を誇る。もちろん最新機種にあるような付加機能はない。

しかし、基礎的な性能がピカイチ。そして価格がかなり下がってお買い得。下手なイヤホンを買うよりもJabra Elite 75tを買う方が幸せになりやすい。

なお、型落ちなので在庫がかなり少ない。欲しい・気になっているあなたは早めの購入・購入検討をおすすめする。もうじき無くなるかもしれない。

良い点

  • 気持ちの良い重低音
  • 強力なノイキャン性能
  • キレイな外音取り込み
  • 操作変更の自由度が高い
  • マルチポイント対応
  • ワイヤレス充電対応(モデルがある)
  • IP55の防水防塵
  • 操作音を消せる
  • コンパクト
  • てか価格が安い

微妙な点

  • ノイキャンの強度変更ができない
  • 接続時にはオフ状態
  • 風切り音低減機能はついていない
  • 耳が痛くなりやすい
  • 長押しの操作変更ができない
  • マルチポイントの挙動がわからん
  • マルチポイントが途切れやすい
  • ワイヤレス充電の位置決めがシビア

完全ワイヤレスイヤホンの性能グラフ

イヤホン名をシングルクリックで非表示、ダブルクリックで単発表示。

初期表示の3機種は個人的ベスト3(音質、ノイキャンなどの性能、使いやすさなどを考慮)。
風切り音低減機能(風切り音の防止機能)搭載の完全ワイヤレスイヤホンのノイキャンは、風切り音低減オン状態の数値にしている。







性能 Jabra [Elite 75t] Galaxy [Galaxy Buds Pro] AVIOT [TE-D01t] Nothing [Ear(1)] SONY [WF-1000XM4] Jabra [Elite 85t] Jabra [Elite 7 Active] XROUND [FORGE NC] Anker [Soundcore Liberty 3 Pro] Noble Audio [FALCON ANC] SENNHEISER [MTW 3] SOUNDPEATS [Mini Pro] SOUNDPEATS [Capsule3 Pro] SOUNDPEATS [Opera 05] SOUNDPEATS [Opera 03] HHOGene [GPods] Technics [EAH-AZ80] EarFun [Air Pro 3] Xiaomi [Buds 4 Pro] QCY [ArcBuds HT07] SONY [WF-1000XM5] Jabra [Elite 10]
本体再生時間(ANCあり) 5.5 5 12.6 4 8 5.5 8 9 6 6 5 5 5.5 6.3 6.3 3 7 7 6.3 7 8 6
本体再生時間(ANCなし) 7.5 8 18 5.7 12 7 10 11.7 8 8.5 7 7 8 9 9 5 9 9 9 8 12 8
ノイキャン低音 7 6 5 4 9 8 7 6 8 6 7 6 7 8 8 5 9 7 9 7 10 9
ノイキャン高音 4 5 4 4 8 6 7 4 6 4 5 4 4 6 6 6 8 7 8 6 9 8
外音取り込み 9 5 4 4 7 8 8 5 7 5 7 5 5 5 5 5 7 6 8 7 8 7
ドライバーサイズ 6 11 10 11.6 6 12 6 7 10.6 10 7 10 12 12 12 10 10 11 11 10 8.4 10
音質低音 8 7 6 6 9 7 7 6 7 8 7 7 6 7 7 5 7 7 6 7 9 8
音質高音 5 7 5 4 7 7 6 6 4 8 8 5 7 8 7 4 8 5 6 7 7 8
操作性 8 5 7 3 2 8 7 6 8 5 9 5 5 5 5 7 9 8 2 7 5 7
アプリの使いやすさ 8 5 4 3 6 8 7 6 8 6 8 6 5 5 5 7 8 6 3 6 7 8
付加機能 5 5 5 4 8 6 5 8 6 5 8 4 4 4 4 7 9 4 4 5 8 6
防水(IPX○) 5 7 4 4 4 4 5 7 4 4 4 5 4 4 4 4 4 5 4 4 4 4
防塵(IP○X) 5 0 0 0 0 0 7 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0 0 5
デザイン 6 7 4 8 7 6 7 7 7 8 9 6 6 8 8 7 8 6 7 6 5 7
ランキング 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 3 圏外 圏外 圏外 1 2


今から買っても戦える

ということで、今回はJabra Elite 75tをレビューした。型落ちのイヤホンだが性能的には今でも十分戦えるスペック。

しかも型落ちだから価格はかなり下がっている。ただ、型落ちってことで在庫がほとんどなくなっているのがネックポイント。転売っぽいので高価で扱われている場合もあるので注意が必要。

コンパクトな完全ワイヤレスイヤホンが欲しいあなたは一度Jabra Elite 75tを購入の検討に入れての良いだろう。

なお、本ブログ経由で購入してくださっているモノの中で一番売れているのがこのJabra Elite 75t。いつもありがとうございます。

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メガネ

Webエンジニア駆け出し。独学のPythonで天文学系の大学院を修了。常時金欠のガジェット好きでM2 Pro MacBook Pro(31万円) x Galaxy Z Fold5(25万円)使いの狂人。自己紹介と半生→変わって楽しいの繰り返しレビュー依頼など→お問い合わせ運営者情報、TwitterX@m_ten_pa、 YouTube@megatenpa、 Threads@megatenpa、 Instagram@megatenpa

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