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完全ワイヤレスイヤホン(TWS)

【Jabra Elite 85tレビュー】ノイキャン・音質・操作性どれも優等生なバランサー

2021年11月13日

こんな人におすすめ

Jabraのハイエンド機種Jabra Elite 85tが気になるけどどんな使い心地?ハイエンドだから慎重に決めたい。

イヤホンの性能やアプリでどんなことができるのか知りたい。

ということで、今回はJabraのハイエンドイヤホン「Jabra Elite 85t」をレビューする。執筆者が大好きなブランドJabraのハイエンドなので高機能で高音質だ。

結論、屋内での作業用となら最高、屋外での使用は風切り音が気になるからおすすめしづらい。

執筆者はJabra Elite 85tを家での作業用メインとして活用中。マルチポイント対応で軽い付け心地なのでバッテリーが切れるまで使用する。

本記事ではJabra Elite 85tの性能や良い点・微妙な点を網羅的に書いているので、是非とも読み進めていただきたい。

本記事で解説しているアプリのバージョンは2.0.0。

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運営者メガネ

Jabra Elite 85tのスペック

項目 性能
価格(Amazonで2022年10月9日時点) ¥25,000前後
最大再生時間 最長5.5時間(イヤホン本体、ANCオン)
最長25時間(ケース込み・ANCオン)
最長7時間(イヤホン本体・ANCオフ)
最長31時間(ケース込み・ANCオフ)
ANC
外音取り込み機能
防水・防塵 IPX4
イヤーピースの形状 楕円
ワイヤレス充電(Qi)
専用アプリ
コーデック SBC、AAC
ドライバー 12 mmダイナミックドライバー
装着検知
マルチポイント
風切り音低減 x
操作変更 1, 2, 3回
タッチ式かボタン式 ボタン式
強み 基礎的な機能を網羅
軽い付け心地
強力なノイキャン
キレイな外音取り込み
抜群の操作性

 

操作方法

  • 左右1, 2, 3回
    • 再生/一時停止
    • 次の曲目
    • 曲目の再開(前の曲目)
    • 音声アシスタント
    • ノイキャン・外音取り込み・オフの切り替え
  • 右長押し: 音量上げ
  • 左長押し: 音量下げ

質素な箱と大量のセーフティガイド

今回のJabra Elite 85tはJabraの公式ストアからの購入。公式ストアからの購入だからかはわからないが、かなりはこがシンプルだった。

同梱物は以下。セーフティガイドが3冊も入っていた。

  • Jabra Elite 85t本体
  • イヤーピース
  • USB Type-A 2 Type-Cケーブル
  • セーフティガイド 兼 保証書

Amazonから購入する際にはまた違った箱になるのかもしれない。

Jabra Elite 75tより大きい

前作のJabra Elite 75tと比べると、全体的にサイズがアップしている。ドライバーが6 mmから12 mmになったことが大きいのだろう。

【Jabra Elite 75tレビュー】今でも十分戦える高性能イヤホン

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イヤホン本体もステム(耳の中に入れる部分)が短くなっていることがわかる。

 

特別巨大というわけではないが、Jabra Elite 75tと同じサイズ感と思うと想定外となるので注意が必要。

以下の記事でJabra Elite 75t/85tの比較を行なっている。どこがどう違うのかを知りたい方は是非ともご覧いただきたい。

深い低音が響く音作り

Jabra Elite 85tは完全ワイヤレスイヤホンとしては大きな12 mmのドライバーを搭載。通常は6〜7 mmが主流だから倍くらいのサイズ。

そのドライバーが織りなす音はかなり深い低音が特徴的。ドンと響くよりはズンと響くイメージ。自然に低音系の音楽を聴いてしまう。

イコライザでさらに低音を増やせる

後ほど紹介する専用アプリ「Jabra Sound+」でさらに低音を増やすことができる。もちろん逆に低音を減らすことも可能。

執筆者は低音好きなので低音の量をかなり増やして使用している。自作のイコライザは保存もできるから気軽の作って切り替えられる。

高音は刺さり気味

逆に高音域は少し刺さるような印象をもつ。完全にドンシャリってわけではないが、これに近い音作り。

高音が耳に刺さってキツイようなら、上で紹介したイコライザを使用して高音を下げると良いだろう。

つけた瞬間にノイズが消えるノイキャン

Jabra Elite 85tにはANC(アクティブノイズキャンセリング)が搭載されているが、ノイキャンの強度はかなり強力。

イヤホンを耳につけた瞬間にノイズが消えて自分だけの世界に入ることができる。

さらにJabra Elite 85tはセミオープンタイプで軽い付け心地なので、サッと耳につけてすぐにノイキャンを感じることができる。

アプリでノイキャン強度の調整が可能

後で紹介するが、専用アプリ「Jabra Sound+」でノイキャンの強度を変更することができる。

これは前機種Jabra Elite 75tでは搭載されていなかった機能だ。上の画像だと左(1枚目)が85t、右(2枚目)が75tのノイキャンモードの画面。

【Jabra Elite 75tレビュー】今でも十分戦える高性能イヤホン

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強度の調節ができるので、ノイキャン特有の圧迫感やノイキャンが強すぎるって時はバーをスライドさせてノイキャンを弱められる。

執筆者は常に最高のノイキャンを求めているので強度は最強にしているが、ユーザー側で選択できるのは高評価。

高音は少し残りやすい

アクティブノイズキャンセリング(ANC)はその特性上、高音域の音は消しづらい。Jabra Elite 85tもその傾向に沿って高音域の音はノイキャンで消しきれていない。

例えばキーボードのタイピング音は、低音を中心に音の大部分は消えているがカチャカチャといった音は残っている。

ノイキャンの特性上、難しい部分ではあるが、完全に無音になるわけではない。

外音取り込みはちょっと高音が刺さる

Jabra Elite 85tには外音取り込み機能が搭載されており、周囲の音をかなりキレイに取り込んでくれる。しかし、少しだけ高音が刺さる印象を持つ。

執筆者が外音取り込みを使用するのはレジ対応が中心なので、聴く音は基本的に人の声、中音域だ。

高音とまではいかないけど、低音に比べると耳に刺さって違和感のある音に感じる。ただ、普通に使用するには普通に使用できるキレイな外音取り込みだ。

アプリで外音取り込みの強度の調整が可能

外音取り込みも専用アプリ「Jabra Sound+」で強度の調節が可能。外音取り込みに音が大きすぎる場合はここで調節することができる。

執筆者は高音が刺さる感じがあったので、最大から1段階下げたところで調節している。

カスタム性が高いアプリ

Jabra Sound+

Jabra Sound+

GN Audio AS無料posted withアプリーチ

Jabra Elite 85tは専用アプリ「Jabra Sound+」に対応している。このアプリを通してできることは主に以下。

以下に示したもの以外にも自動電源オフまでの時間や外音取り込み時に再生コンテンツをミュートにするかを選べたりする。

  • イヤホンとケースのバッテリー残量の確認
  • ノイキャン系の切り替え
  • イコライザの設定と作成
  • 環境音を流す
  • ファームウェアアップデート
  • 操作内容の変更
  • 聴覚測定
  • フィット感の自動確認

ここからはアプリでできることを簡単に紹介していく。

ホームでノイキャンやイコライザの変更が可能

アプリのホーム画面ではノイキャン系やイコライザの変更、サウンドスケープ(環境音)を流すことが可能。

さらに、設定した内容をプリセット(モーメント)として保存することができる。例えば「通勤」だとノイキャンにしてイコライザを「スムーズ」にするなどだ。

SONY WF-1000XM4のように自動で状態を検知して、自動で変更してくれるわけではないので注意。あくまでも手動で変更する。

【SONY WF-1000XM4レビュー】神とゴミのハーフ&ハーフ

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また、これらの設定項目はウィジェットとして順番を変更したりいらないものを隠したりもできる。

ノイキャンと外音取り込みは強度の変更が可能

ノイキャン系の「アクティブノイズキャンセリング」「外音取り込み」の2つは強度変更することができる。

強度はバーをスライドすることで変更できる。ただ、強度は無段階での変更はできない。あくまでもステップごとの変更だ。

ノイキャンについてはバーを1番右にした最強をおすすめする。一方で、外音取り込みは高音が耳に刺さりやすいので、1段階下げての運用も良いだろう。

イコライザ

イコライザ機能では6種類のプリセットに加え、5音域を自由に動かしてイコライザを作成することも可能。

作成したイコライザはプリセットとして保存することもできるので、ホーム画面からサクッと自分好みの音を選択できる。

環境音を流せる

「サウンドスケープ」はいわゆる環境音のことだ。BGMをYouTubeなどで探さずにこのアプリから流すことができる。

選べるサウンドは以下の12種類から選択できる。

  • ピンクノイズ
  • ホワイトノイズ
  • 換気扇
  • ダイビング(泡の音)
  • 海の波
  • 雨の日
  • 鳥の囀り
  • 完全な嵐
  • せせらぎ
  • 洞窟(水の落ちる音)
  • 群衆

なお、これらの環境音は組み合わせて再生することはできない。例えばせせらぎと群衆の音を混ぜるなどはできない。

あくまでも単体での環境を音を流すだけだ。

設定可能な項目が多く自由度が高い

ホーム画面の右上の歯車から各種設定を行うことができる。

この項目でできることは主に以下。設定可能な項目が多くて自由度が高い。

  • ファームウェアのアップデート
  • 装着検知のオンオフ
  • 外音取り込み時にミュートにするか否か
  • 通話時のミュート通知と側音の設定
  • ノイキャン系で無効にする項目の選択
  • オートスリープの時間設定
  • 操作時の効果音のオンオフ
  • フィット感確認
  • 聴覚測定
  • 操作内容の変更
  • 音声アシスタントをAlexaにするか否か
  • イヤホンを探す機能
  • ユーザーマニュアルやFAQ

これだけ設定できるのであれば、自分好みのイヤホンに仕上げられて高評価。

以下で各項目について解説していく。

装着検知のオンオフを選べる

設定項目の「ヘッドセット設定」では装着検知のオンオフやノイキャン系で無効にする項目の選択ができる。

1番上の「オーディオ体験」では装着検知のオンオフや外音取り込み(HearThrough)時にコンテンツをミュートにするか否かを選べる。

特に装着検知のオンオフを選べるのはポイントが高い。装着検知機能がついているイヤホンは増えているが、強制的にオンになるのが嫌な人もいるだろう。この機能のオンオフをユーザーが決められるのは自由度が高くてUXが高得点。

2番目のミュート機能は、外音取り込み中にコンテンツの再生をそのままにするかミュートにするかの選択を行える。

しかし、ミュートはあくまでも再生コンテンツの音量を0にするだけ。裏ではコンテンツは再生されっぱなしであることに注意。

裏でコンテンツが流れっぱなしということは、その間を聴きたい時はいちいち戻って再生しないといけないということだ。

外音取り込みをオンにしたら自動で再生停止になるような機能を追加してくれるとユーザーとして歓喜するところだ。

通話時のミュート通知や側音の設定も可能

「通話体験」の項目では通話に関する設定を行える。通話中にミュート通知音を鳴らしたり、側音をオンオフするかを選択できる。

ただ、執筆者は通話をしないからここら辺の機能についてはあまりわからない。その他のレビューブログなどを参照いただきたい。

ノイキャン系の無効が可能

「ヘッドセット設定」の項目では以下の項目の設定が可能。

  • サウンドモード:ノイキャン系で無効にする項目の選択
  • バッテリー消費:自動電源オフまでの時間の設定
  • ヘッドセットのフィードバック:効果音のオンオフ

特に1つ目と3つ目がポイント高い。というのも、イヤホンによっては「ノイキャン」「外音取り込み」「オフ」しか選べないから。

ノイキャンイヤホンでは基本的にノイキャンと外音取り込みをメインで使用するので「オフ」は必要ない。

「オフ」を省略できると「ノイキャン」「外音取り込み」を瞬時に切り替えられるので操作が楽になる。

また、操作するたびに「ノイズキャンセリング」というガイダンス(アナウンス)や「ピッ」という効果音があるイヤホンが多い。

効果音があることで操作がわかりやすいという声も多数あるのも事実。

ただ、執筆者の意見としてはガイダンスも効果音もいらない。なぜならどの操作ができたかは聴いていたらわかるから。

さらに効果音があることでコンテンツの邪魔になることも多い。特にガイダンスだと再生しているコンテンツ音にガイダンスの音がかぶることもある。

これだとガイダンス中のコンテンツ音を聴き逃す可能性もある。ということで執筆者は「ガイダンスなし」に設定。

ユーザーが選択できるという自由度があるのが嬉しい。

パーソナライズでもっと自分好みに

「パーソナライズ」の項目では以下のことができる。主にJabra Elite 85tを自分好みに染めるための機能だ。

  • ヘッドセット名:Jabra Elite 85tに名前をつける
  • MyFit:フィット感の自動測定
  • MySound:聴覚測定
  • MyControls:操作内容の変更
  • 音声ガイダンスの言語:各ガイダンスの言語設定

これらのパーソナライズ機能がJabraイヤホンの強みと言っても過言ではない。これだけパーソナライズできるイヤホンはあまりない。

MyFitでフィット感を自動測定

MyFitの項目は前機種のJabra Elite 75tには搭載されていない機能の1つ。さすがハイエンドイヤホンといったところだ。

【Jabra Elite 75tレビュー】今でも十分戦える高性能イヤホン

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この機能はイヤホンの耳へのフィット感を自動で測定してくれるというものだ。

イヤホンがしっかりと耳へフィットしていないと、ノイキャンの強度が下がったりイヤホンが落ちやすかったり音質が劣化したりする。

MyFitの測定を開始すると、自動で「ボーンウォンウォンウォーン」という謎の音楽鳴る。で、測定が終わる。ただそれだけ。

もし、イヤホンがしっかりフィットしていなかったら、イヤーピース(イヤージェル)を変更するように促される。

イヤホンの本当の価値を知りたければ、しっかりとフィットさせることが大切。自動測定で気軽に使用できるのは嬉しい。

MySoundで自分に合った音質に

MySoundの項目では聴覚測定を行い、音楽の最適化を行うことができる。測定を開始すると色々な帯域の音が流されるので、聴こえたら画面をタップするだけ。

イメージとしては学校の聴覚測定と同じ。ピーッという音がかすかに聴こえる。

MySoundのオンオフはすでに紹介した「ヘッドセット設定」の項目の「パーソナライズされたオーディオ」の項目で可能だ。

素の音質が良かったり聴覚測定結果が自分に合わない場合はオフできる。

MyControlsで操作内容の変更ができる

「MyControls」の項目では操作内容の変更ができる。操作内容は「音楽再生時」「着信時」「通話時」の3シーンでそれぞれ設定可能。

さらに、それぞれのシーンで1, 2, 3回押しの操作内容を自由に変更できる。片方のイヤホンの設定内容がもう片方で設定できないといったことはない。

なお、長押しは左は音量ダウン、右は音量アップと音量調節系で固定されている。ここは残念ポイント。

執筆者はすぐに外音取り込みやノイキャンに変更したいので、1回押しはノイキャン系の切り替えに設定している。

また、再生停止関連は2回押しで左右共通に。次の曲(曲送り)もよく使うので3回押しに設定。曲戻しは使用頻度が低いので、左3回に音声アシスタント(Googleアシスタントなど)を設定している。

メディア用(音楽用)、着信通話中、通話中で設定できるボタン設定は以下。

タッチ式ではなく物理ボタン式なので誤操作は少ないだろうが、「機能なし」で機能を制限することも可能。

音量調節を長押しでしか操作できないというのが残念。

ガイダンスの言語の変更も可能

操作中のガイダンスはオフにできるが、バッテリーが少なくなった時のお知らせ音はオフにできない。

この時のガイダンスを含めた、ガイダンスの言語を変更することが可能。選べる言語は以下。

  • ドイツ語
  • 英語
  • フランス語
  • 中国語
  • 日本語
  • 韓国語

日本語にするとカタコトのガイダンスになって気持ち悪かったので英語にしておいた。英語の聞き取りがろくにできない執筆者にとっては英語のカタコトはわからない。

音声アシスタントの種類の変更が可能

Jabra Elite 85tではGoogleアシスタントなどの音声アシスタントの変更が可能。執筆者はAndroidの標準アシスタントの「Googleアシスタント」のままにしている。

Alexaで操作したい時は下の「Amazon Alexa」を選択してAlexaアプリから設定することで使用できる。

また、執筆者は左3回押しで音声アシスタントを起動するが、その操作方法が下に書かれているのがユーザーライクでポイント高い。

Find My Jabraでイヤホンを探す

「Find My Jabra」機能はいわゆるイヤホンを探す機能。これを使うことでイヤホンがどこにあるのかを探ることが可能だ。

イヤホンをどこかに置いてきてしまっても、最後に使用した(接続した)位置がわかるので捜索の範囲を絞ることができる。

なお、イヤホン自体にGPSのような機能が内蔵されているわけではないので、イヤホンが現在どこにあるかまでは追跡できない。

マニュアルやFAQも充実

設定項目の最後の方や、アプリ自体の下タブの「発見」からマニュアルやFAQなどの閲覧が可能。アップデートのお知らせはこの「発見」タブで通知される。

初めてJabraイヤホンを使用するって人もここら辺のマニュアルを確認することで簡単に使用することができるだろう。

基本的な操作をアプリで設定できる

ここまでJabra Elite 85tとアプリ「Jabra Sound+」で設定できる項目について紹介してきた。

周囲の環境に応じて自動でノイキャン強度を変更したり、風切り音低減といった便利な機能は搭載されていない。

しかし、操作内容の変更や装着検知のオンオフなど基本的な機能をアプリで設定できるのはユーザーにとって高評価となるポイントだ。

良い点

まずはJabra Elite 85tの良い点を挙げる。Jabraのフラグシップイヤホンなだけあってなかなかの高評価。

深い低音が気持ち良い

王道のJabraサウンドという音作りで低音が気持ち良い。ズンと響くような低音なので安っぽくもなく深みがあって上品だ。

リラックスして聴くというよりかは運動したり作業したりする際の作業用として聞くのが最適だと思う。実際、執筆者も作業用としてのメイン機がJabra Elite 85t。

作業用として使用するメリットはマルチポイントも挙げられるが、これについては後述する。

ノイキャンが強力

Jabra Elite 85tのノイキャンはかなり強力。SONY WF-1000XM4のように最強クラスとまではいかないが、それでも上位クラスのノイキャン性能を誇る。

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イヤホンを耳につけた瞬間にスーッと外の音が消えているので、ノイズをしっかり消せているのを実感できる。

ノイキャンは主に低音がガッツリ消える印象。一方で高音域は割と残っているから、逆に高音が強調されているようにも感じる。コンテンツを流せば気にならないが。

また、アプリでノイキャンの強度を変更できるから、強すぎるって時は調節も可能。

ノイキャンが強すぎると頭が痛くなることがあるので、強いって感じたら下げることをおすすめする。

軽い付け心地

Jabra Elite 85tは楕円形のイヤーピースを採用する「セミオープン」タイプのイヤホン。より人間の耳の形状にフィットしたイヤーピースのようだ。

通常の円形とは異なり耳の奥に入れず、耳の外側に乗せる・引っ掛けるような感覚。なので、耳が痛くなりにくい。

実際、Jabra Elite 85tの充電が切れるくらいまで使用しても全く痛くなったり違和感が出たりすることはない。作業用途にはぴったりだ。

物理ボタンだから操作が確実

Jabra Elite 85tは2022年前半のイヤホンだと珍しく物理ボタン式。他のイヤホンはほとんどタッチ式を採用している。

物理ボタンだとしっかり押し込む必要はあるけど、その代わり操作が確実で失敗がない。

タッチ式で起きる「2回タッチしたけど1回判定になった」ということもない。自分の思った通りに操作できるという点でも物理ボタンは良い点。

操作変更の自由度が高い

Jabra Elite 85tはイヤホンでの操作変更がかなり自由。1, 2, 3回タップの操作を以下のように変更できる。

もちろん左右の1回タップを再生停止に固定して、2回タップを左右で別にするということも可能。自由度が高い。

  • 再生/一時停止
  • 次の曲目
  • 曲目の再開(前の曲目)
  • 音声アシスタント
  • ノイキャン・外音取り込み・オフの切り替え

ハイエンドのイヤホンでもこの操作性が悪いイヤホンは山のようにある。例えば、最強のノイキャンイヤホンSONY WF-1000XM4の操作性は悪すぎる。

左右それぞれで「音量系」「ノイキャン系」「再生系」から1つを選択する。しかし耳は2つしかないので、これら3つの選択肢のうち1つの操作系はできない。

詳しくは以下の記事でレビューしているので是非ともご覧いただきたい。

【SONY WF-1000XM4レビュー】神とゴミのハーフ&ハーフ

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ただ、Jabra Elite 85tは1, 2, 3回タップの操作変更は自由だが、長押しは左右ともに音量系で固定。変更できない。

長押ししている限り徐々に音量が変わる優れものではあるが、左右の操作も自由に割り当ててほしいと思うところ。

オフの操作を無しにできる

Jabra Elite 85tでは「オフ」「外音取り込み」「ノイキャン」のセットだけでなく、「外音取り込み」「ノイキャン」のセットを選ぶことも可能。

オフのモードを使用する場面はバッテリーの節約などがあるが、そもそもそこまで長時間使用する事がないし、使用する予定があるなら他のイヤホンを持てばいい。

なので、普段使いする外音取り込みとノイキャンだけのセットにできるのは大きなメリット。

ほぼ自動でフィット感を測定

専用アプリ「Jabra Sound+」の機能「MyFit」でJabra Elite 85tが自分の耳にフィットしているのかを測定することができる。

この測定が一瞬で終わるし、イヤホンを耳につけて放置するだけでいい。かなり楽チンだ。

特にJabra Elite 85tはセミオープン型でフィット出来ているのか不安。

この不安をアプリの1機能でサクッと解消できるのはかなり高評価だ。

音声ガイダンスを消せる

これは地味に嬉しいところ。ノイキャンにした時に「ノイズキャンセリング」というようなガイダンス(アナウンス)が流れることがある。

個人的にこのガイダンスは必要ない。なぜなら聴いていたらノイキャンかどうかわかるから。

さらに、このガイダンスの最中も裏で音楽は流れ続ける。となると、その時間だけ再生を巻き戻さないといけない。

そのためだけにスマートウォッチやスマホから少しだけ戻るのは非効率。ムダな時間。ってことで執筆者はガイダンスは完全に消している。

なお、ガイダンスは音声や音だけも選択可能。自分に合ったガイダンスを選べるのはポイントが高い。

マルチポイント対応

2デバイス以上に同時に接続できる機能をマルチポイントという。Jabra Elite 85tは2台のデバイスに同時接続できる。これがかなり便利。

非対応のイヤホンを使って作業中にスマホに接続して音楽を流すと通知音が入ったり、今の曲が何かを知るためにスマホを見てしまう。そのままSNSの地獄コース。

一方で、PCに接続すると休憩中にスマホをいじりたい時にいちいちスマホに接続を切り替えないといけない。面倒。

マルチポイントに対応していると、スマホとPCに同時接続できるので、作業中はPCで音楽を流し休憩中はPCの再生を止めてそのままスマホから再生したらいい。楽チンだ。

この快適さに慣れてしまうと、もうマルチポイント非対応のイヤホンは購入の選択肢に入らなくなる。

非対応でも、別デバイスのBluetooth接続だけで接続の切り替えができるイヤホンもある。SONY WF-1000XM4がその例。

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しかし、それでも毎回Bluetoothの接続切り替えボタンを押して、接続が切り替わるまで待たないといけない。

マルチポイントに対応しているだけでシームレスに再生デバイスを切り替えられる。便利な機能だ。

ワイヤレス充電対応

Jabra Elite 85tはワイヤレス充電に対応している。なので、背面のUSB Type-C端子にいちいちケーブルを挿さなくても、ワイヤレス充電器に置くだけで充電可能。

毎回ケーブルを持ってきて背面の穴を確認してケーブルを挿す。こんな面倒な動作が一切無くなり置くだけ。かなり便利。

ワイヤレス充電には専用の充電器(充電パッド)が必要になるけど、おすすめは「Anker PowerWave 10 Pad」。平たいタイプのワイヤレス充電器。

Amazonセールで価格が下がりやすく、シンプルな見た目で使い勝手も申し分ない。欠点は素材がラバーっぽくてホコリが目立つこと。それでも重宝している。

で、ワイヤレス充電パッドを用意できたら、帰宅時にそこにJabra Elite 85tを置くだけ。自動で充電され、充電が完了したら別の場所に置いたらいいだけ。楽すぎる。

このワイヤレス充電に出会ってから、非対応モデルを購入するのを躊躇うようになった。イヤホンは音質だけではない。利便性も重要。

環境音を流せる

そこまで重要な項目ではないが、Jabra Elite 85tではアプリから環境音をが流すことができる。

YouTubeや音楽サービスでいちいち音源を探す手間がなくなる。すぐに環境音を流すことできるので手軽。

執筆者は作業中にタイピング音を聴くので活用していないが、サッと環境音を流したいって人にはおすすめ。

微妙な点

ここからはJabra Elite 85tで感じた微妙な点を挙げていく。意外に感じる部分もあるかもしれない。是非とも読み進めていただきたい。

風切り音が大きい

これがJabra Elite 85tの最大の欠点と言っても過言ではない。風切り音とはイヤホンに風が当たることで起きるボウボウって音(雑音・ノイズ)のこと。

Elite 85tはイヤホン自体がかなり大きく耳からはみ出やすい。なので風が当たる面積も増えて風切り音が大きくなる。

風切り音の対策は主に以下。どれも難しい。

  • 風のある日に出かけない
  • 耳当てのようなものでイヤホンを覆う
  • 手でイヤホンに風が当たるのを防ぐ
  • 風切り音が気にならなくなるまで音量を上げる

前3つはかなり難易度が高いし、最後の音量を上げるというのも耳への負担が大きい。

ということで、執筆者はJabra Elite 85tを家での作業用として活用している。マルチポイントもあるので最適。

だが、2021年ごろから風切り音を減らす機能「風切り音低減(風切り音抑制)」がついているイヤホンも登場している。

風切り音低減がついていない

んだけど、Jabra Elite 85tには風切り音低減機能は搭載されていない。だから風切り音とともに生きていくしか道が残されていない。

風切り音低減機能が搭載されていると、イヤホンに風が当たっても風の音が軽減されて再生しているコンテンツに集中できる。

風切り音低減に対応しているイヤホンだと例えば以下のXROUND FORGE NCが挙げられる。

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XROUND FORGE NCはノイキャン・外音取り込みのモード調節やカウントダウンタイマーなど機能が豊富。

そして風切り音低減機能も搭載。しかし、この風切り音低減はオフ状態(ノイキャン・外音取り込みオフ)じゃないと使えない。

ノイキャン状態でも風切り音低減が使えるイヤホンだと例えばAnker Soundcore Liberty 3 ProやSONY WF-1000XM4が挙げられる。

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2022年前半の時点では風切り音について言及する人は少ないが、風切り音低減は2022年のスタンダード機能になりそうな予感だ。

Mac側のマルチポイントが勝手に切られる

Jabra Elite 85tは2台のデバイスに同時接続するマルチポイントに対応している。しかし、このマルチポイントが不安定な時がある。

執筆者はAndroidとMacBookに同時接続する。この時、Androidで音楽を再生すると、Elite 85tがMacBookから切断されて再接続を繰り返す。

そして、Jabra Elite 85tでは切断と接続のたびに効果音が流れるので、毎回、効果音が流れることになる。これがかなりストレス。

操作音は消すことができるが、この効果音は消せない。

一方で、MacBookで再生してもAndroidから接続解除されることはない。

前機種Elite 75tでもこの接続解除の不具合らしきものは見られる。Jabra製品のマルチポイントは不安定なのが惜しい点。

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外音取り込みの高音が刺さる

Jabraイヤホンの外音取り込み機能は音が良く自然に外部の音を取り込んでくれると高評価。Elite 85tも例に漏れず音が良い。

しかし、少し高音が刺さる印象を持つ。前機種のJabra Elite 75tは全体的にキレイに外音を取り込んでくれていた。

それでもその他の完全ワイヤレスイヤホンに比べると、かなり外音取り込み機能は優秀。

高音が刺さりはアプリ側で外音取り込み機能の強度を下げることで解決する。音のボリュームは下がるが、耳への負担も考えると音を小さくするのが良い。

外音取り込み時のミュートでは裏で再生される

Jabra Elite 85tの外音取り込み中にミュート機能を選択していると、再生していた音楽の音量が0となる。なので外音取り込みに集中できる。

しかし、ミュート機能はただ単に音量を0にするだけ。裏で音楽は流れ続ける。となるとミュート中の再生内容を聴き逃すことになる。

聴きたいと思ってもイヤホンで巻き戻し機能が搭載されているわけではないので、いちいちスマホやスマートウォッチから少し戻らないといけない。

個人的には外音取り込み中は自動で再生停止してくれるとありがたい。こうすることで、外音取り込み時のステップを短縮できる。

例えば現状の外音取り込み時のも音楽が再生される場合のレジ対応は以下。

  • 再生停止
  • 外音取り込みON
  • レジ対応
  • レジしてくれた人にお礼
  • ノイキャンON
  • 再生再開

一方で外音取り込み中に自動で再生停止となる場合は以下のステップとなる。ステップが短縮されて操作性が上がる。

  • 外音取り込みONかつ再生停止
  • レジ対応
  • レジしてくれた人にお礼
  • ノイキャンONかつ再生再開

執筆者は1回押しをノイキャン・外音取り込みに切り替えに、2回押しを再生/一時停止に割り振っている。

なので毎回、2回押し→操作完了まで一瞬待つ→1回押し、の操作が必要。これがストレスとなる。

こんなに細かいところを気にする人は少ないかもしれないが、頭に入れていただくだけでより自分に合ったイヤホンを選ぶことができるだろう。

音量調節は長押しで固定

Jabra Elite 85tは操作性が高いことで有名だが、音量調節は左右のイヤホンそれぞれの長押しで固定されている。

左のイヤホンを長押しすることで、長押ししている間ずっと音量が下がり続ける。右側は逆に音量が上がり続ける。

長押しをノイキャン系にしているイヤホンもあるから、これに合わせようとしても合わせられないのは微妙な点だ。

少し耳から落ちやすい

Jabra Elite 85tはイヤーピースがセミオープンタイプだ。なので、付け心地は軽く長時間つけていても疲れづらい。

しかし、付け心地が軽い分、耳から少し落ちやすい印象を持つ。特に服や首かけのヒモに引っかかるとすぐに落ちる。もちろん耳に当たらないようにすればいいがこの労力がムダ。

個人的には落ちやすい程度で不安定とまではいかないが、不安な人は試聴してみるのをおすすめする。

イヤーピースを他社製にしづらい

耳から落ちやすいからイヤーピースを変更してより安定させようとしても、Jabra Elite 85tのイヤーピースは独特な楕円形なので他社製を使いづらい。

円形のイヤーピースをムリヤリつけることは可能だが、イヤーピースを引っ張ることになるので劣化が進みやすいのが不安だ。

上の画像では執筆者が愛用しているイヤーピース「AZLA SednaEarfit Crystal for TWS」。

SednaEarfit Crystalだとケースにも収まるし遮音性も向上して良いこと尽くし。ただ、ムリヤリ引っ張ってつけているのでイヤーピースが取れるか不安だ。

遮音性を取るかムリヤリ感・装着性のどちらを取るかが問われる。

ケースが安っぽい

Jabra Elite 85tは元々は2万円台後半の価格帯のハイエンドイヤホン。しかし、ケースがプラスチックな質感で、お世辞にも高級感があるとは言いづらい。

亜種であるJabra Elite 7 Activeではカラーリングも相まって少し高級感があった。

【Jabra Elite 7 Activeレビュー】フィット感が最高、ノイキャンはいらんから風切り音低減を

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最近はJabra Elite 85tは型落ちとなっているので価格が2万円前後まで下がる時があるが、それでもプラスチッキー感が否めない。

なお、イヤホン本体はゴツッとしていて高級感は感じられる。

イヤホン本体とケースが大きめ

Jabra Elite 85tは完全ワイヤレスイヤホンとしては大きめな12 mmのドライバーを搭載している。これもあってイヤホン本体が大きくなっている。

といっても他の完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ感とはなるが、前作の75tと比べるとサイズアップしている。

以下の記事で75tと85tを比較している。合わせてご覧いただきたい。

ワイヤレス充電の位置決めがシビア

ワイヤレス充電。ケーブルに刺さずとも専用の充電器に置くだけで充電できる優れた機能。Jabra Elite 85tもワイヤレス充電に対応している。

しかし、Jabra Elite 85tのケースは縦長かつワイヤレス充電対応の面が底面だ。なので、ワイヤレス充電の位置決めがシビア。

少しズレると充電されなくなる。なので、ワイヤレス充電の際にはコイルの中心にイヤホンを置くことを心がけないといけない。

なお、Anker PowerWave 10 Padだと充電器に中央のAnkerのロゴが書かれているから、Jabra Elite 85tを置く際の目印にできる。

Jabra Elite 85tレビューまとめ

最終的なJabra Elite 85tのレビューまとめは以下。

強力なノイキャンやキレイな外音取り込み、操作変更の自由度の高さなど基本的な機能は備えている優等生的なイヤホン。

一方でサイズが大きいことと、それに起因する風切り音が気になる。

バランスの取れているので、尖っていない安定したイヤホンを探しているならおすすめの一機だ。

良い点

  • 深い低音
  • 強力なノイキャン
  • キレイな外音取り込み
  • ノイキャン・外音取り込みの強度変更
  • マルチポイント対応
  • ワイヤレス充電対応
  • 装着検知のオンオフ可能
  • 聴覚測定とフィット感測定
  • 操作変更の自由度が高い
  • 軽い付け心地

微妙な点

  • 風切り音が気になる
  • 風切り音低減機能が非搭載
  • 外音取り込みでは高音が刺さりやすい
  • 外音取り込み中に自動で再生停止にならない
  • イヤーピーが楕円形で他社製を使いづらい
  • 長押しの操作は音量調節で固定
  • ケースが安っぽい

完全ワイヤレスイヤホンの性能グラフ

イヤホン名をシングルクリックで非表示、ダブルクリックで単発表示。

初期表示の3機種は個人的ベスト3(音質、ノイキャンなどの性能、使いやすさなどを考慮)。
風切り音低減機能(風切り音の防止機能)搭載の完全ワイヤレスイヤホンのノイキャンは、風切り音低減オン状態の数値にしている。







性能 Jabra [Elite 75t] Galaxy [Galaxy Buds Pro] AVIOT [TE-D01t] Nothing [Ear(1)] SONY [WF-1000XM4] Jabra [Elite 85t] Jabra [Elite 7 Active] XROUND [FORGE NC] Anker [Soundcore Liberty 3 Pro] Noble Audio [FALCON ANC] SENNHEISER [MTW 3] SOUNDPEATS [Mini Pro] SOUNDPEATS [Capsule3 Pro] SOUNDPEATS [Opera 05] SOUNDPEATS [Opera 03] HHOGene [GPods] Technics [EAH-AZ80] EarFun [Air Pro 3] Xiaomi [Buds 4 Pro] QCY [ArcBuds HT07] SONY [WF-1000XM5] Jabra [Elite 10]
本体再生時間(ANCあり) 5.5 5 12.6 4 8 5.5 8 9 6 6 5 5 5.5 6.3 6.3 3 7 7 6.3 7 8 6
本体再生時間(ANCなし) 7.5 8 18 5.7 12 7 10 11.7 8 8.5 7 7 8 9 9 5 9 9 9 8 12 8
ノイキャン低音 7 6 5 4 9 8 7 6 8 6 7 6 7 8 8 5 9 7 9 7 10 9
ノイキャン高音 4 5 4 4 8 6 7 4 6 4 5 4 4 6 6 6 8 7 8 6 9 8
外音取り込み 9 5 4 4 7 8 8 5 7 5 7 5 5 5 5 5 7 6 8 7 8 7
ドライバーサイズ 6 11 10 11.6 6 12 6 7 10.6 10 7 10 12 12 12 10 10 11 11 10 8.4 10
音質低音 8 7 6 6 9 7 7 6 7 8 7 7 6 7 7 5 7 7 6 7 9 8
音質高音 5 7 5 4 7 7 6 6 4 8 8 5 7 8 7 4 8 5 6 7 7 8
操作性 8 5 7 3 2 8 7 6 8 5 9 5 5 5 5 7 9 8 2 7 5 7
アプリの使いやすさ 8 5 4 3 6 8 7 6 8 6 8 6 5 5 5 7 8 6 3 6 7 8
付加機能 5 5 5 4 8 6 5 8 6 5 8 4 4 4 4 7 9 4 4 5 8 6
防水(IPX○) 5 7 4 4 4 4 5 7 4 4 4 5 4 4 4 4 4 5 4 4 4 4
防塵(IP○X) 5 0 0 0 0 0 7 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0 0 5
デザイン 6 7 4 8 7 6 7 7 7 8 9 6 6 8 8 7 8 6 7 6 5 7
ランキング 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 圏外 3 圏外 圏外 圏外 1 2


ノイキャン・音質・操作性どれも優等生なバランサー

ということで、今回はJabraのハイエンドイヤホンJabra Elite 85tをレビューした。全体的なバランスが取れた優等生のイヤホンだ。

ノイキャンも強力でマルチポイントにも対応、ワイヤレス充電で簡単に充電ができる。家での作業用としては最高。

一方で、風切り音が気になるので屋外での使用は少しはばかられる。

基本的な機能を高水準で欲しいって人にはうってつけのイヤホンだ。

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メガネ

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